車椅子の人も一緒にキャンプ
いつもの須磨ユニバーサルビーチプロジェクトのメンバーときょうだいプロジェクトである南知多ユニバーサルビーチプロジェクトのメンバーで、福井県若狭湾青少年自然の家に行ってきました。
今回の目的は、若狭湾青少年自然の家でのバリアフリー検証キャンプです。
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトでは、毎年車椅子ユーザーと一緒にキャンプをしてきたのですが、今回はちょっと遠出。いつものようにテントは張らないけれど、海の目の前で様々なアクティビティが用意されていると聞いて、参加する前からワクワクしていました。
まずは、お昼ご飯を食べて、水着に着替え海へGo!
1日目のアクティビティは、シュノーケル。実はワタクシ、初体験。
カナヅチの私が、シュノーケルなんてできるのかしら・・・と思いながらのトライでしたが、これがなんと最高でした!!
南国の海のような熱帯魚はいませんでしたが、「これ、晩御飯のおかずになるんじゃない?」サイズの魚がうようよしていました。みんなのテンションが上がる大きなウニもゴロゴロ。
シュノーケリングをしないメンバーは、箱メガネで海の底を覗いていましたが、こちらも存分に海中の様子を楽しめたようです。
夕ご飯を食べた後は、夕陽を見に行きました。
日本海に沈む夕陽を見ている間は、いつもよりもちょっぴりおしゃべり控え目?ゆっくりと沈んでいく太陽と、刻々と色を変えていく空を眺める時間は、忙しい日々の中で自分を取り戻すよう。このメンバーでみた夕陽を忘れない。
・・・と思ったけど、須磨のメンバーとは、今年の初日の出も一緒に見ていたことを思い出す。
日頃から自然の中でたくさん一緒の時間を過ごすことが、チーム力に繋がっているのかも。
夜は、キャンドルサービス。キャンドルを灯しながら、静かに語り合った。南知多の若いボランティアメンバーが、なぜこの活動に参加しているかと問われ「楽しいから」と答えたことがとても印象に残った。
障がいを持っている方のためとか、社会貢献のためではなく「楽しいから」という言葉が出てくるのが最高だと思った。そして、改めてそういう場をつくっていかなきゃなと感じた。
様々なことを語り合いながら、夜は更けてゆく。
翌朝、早起きして海岸沿いを散歩していたメンバーは猿を見たとか。
ここは自然がいっぱいだ。
2日目のアクティビティは、シーカヤック。川や湖での経験はあるけれど、海でのカヤックは初体験。これも新しいトライだ。
シーカヤックには、車椅子ユーザーのメンバーも乗船。目一杯楽しんでいました。いい笑顔!
楽しかったキャンプもあっという間に終了。それぞれにいろんな「やってみる!」がありました。
2泊3日で検証したレポートは、後日自然の家に提出しました。意見を出し合う中でいろんな角度の視点があり、それも勉強になりました。
こちらは、帰り道の道路を横切っていたカルガモさん?たち。最後までたっぷりの自然を楽しみました。