人生のナビゲーション設定/旅するコーチ
さわらぎさんのオンラインサロンメンバーのオフ合宿の続編。
前編はこちら。
翌朝も、みるみるうちにテーブルの上に栄養たっぷり、見た目もばっちりのごはんが並ぶ。
人が元気になる食事って、きっとこんなの。
いかに自分が普段不健康なのかを知る。
朝食後は、みなで「自分の引退日を想像しての貢献と達成」というお題で話す。
コーチングでも似たテーマはよく出てくるので、これまで何度も考えていた。7つの習慣の2つ目にも「終わりを思い描くことから始める」というのがありますね。
頭と口がまわる間は、コーチングの仕事を続けていたい。コーチングを生涯の仕事にする。それは、ずっとずっと考えていること。
そこで、ふと違和感に気づく。
これまで、浮かんでいたイメージは病院のベッド。
まさに、こんなの。
私は、命の最後を病院で迎えたいわけではない。病気にだってなりたくない。なのに、なぜいつも「最後の仕事風景」を思い描くとき、病院のベッドだったのか。
うわー、これ、ヤバイ。自分で自分の思考に衝撃が走った。
やだ、やだ。私の理想は、病院のベッドじゃない。
そこで、おしゃれな革張りのソファーにイメージを描き替えた。
ひとまず、合宿会場のリビングにあったソファ。
窓からみえる緑、入ってくる風、聞こえる鳥の声。素足が心地よいすべすべした床。
うん、これが暫定ベスト。
ここにゆったり座って、美味しい紅茶か、ワインを飲みながら、『人がイキイキ働く会社』づくりなら、AUBE PROJETというお声を多数いただき、ご紹介やご縁つなぎでお仕事が繋がっていることに感謝しつつ、「あぁ、もう私がいなくても、みんながいてくれてるから、大丈夫よね~」と『未来テラス』の仕事を誰かに手渡していくんだろうな。
そんなことを考えていたら、自分の内からむくむくとモチベーションがあがってくる。進む道筋に光が差す。あぁ、私の人生はそこに向かっているんだと感じる。
場がほわほわとした温かさに包まれた後、参加メンバーから「願いと体をつなげる」ワークを教えてもらった。
これがまたよかった。
最初はぐらぐらふらふらしていた体が、ワークを終えたあとにはどっしりと安定感を取り戻していた。
いくつか知っている動きがあったので聞いてみると、私が学んだブレインジムのルーツとなるものであることが判明。それぞれの専門性の高さがすごい。
しっかりと地に足をつけた感覚で、合宿終了。
日頃頑張りすぎてしまいがちな人ほど、たまにゆるりとして、自分の内からでてくる言葉を掘り出してみると、人生のナビゲーションを再設定できるかも。