理念を浸透させるチームビルディング
姫路市になる親和自動車株式会社様で、2回目のチームビルディング研修を実施しました。業務もお忙しい中、研修の時間を確保してくださいました。
製造業の場合、業務の内容にもよりますが工程を止めるわけにいかず、全員での参加が難しいといわれることもよくあります。そんな中でも「研修の時間は確保する」意識があることで、動きは変わってくるのかな、と感じました。
■研修の概要と目的
人材育成に力をいれておられる企業様で、会社の土台ができてきた今、次のステップとして教育に力をいれたいと取り組まれています。特に人間関係が悪いわけではないですが、社長としては、社員の方にもっと自発的に物事に取り組んでもらいたいとの思いがあるようです。
■研修のテーマや内容
前回は、チームで力をあわせて達成するミッションをお渡ししました。今回はそれを踏まえて、チームで目標を定めて取り組んでもらいました。
目標設定や、コミュニケーション、モチベーション、改善力、内省力が試されます。
■講師の振り返り
地道に練習を重ねるチーム、作戦会議から入るチーム、まずはやってみる!とチャレンジ精神にあふれるチーム、とそれぞれに個性がありました。共通していたのは、誰かが失敗してもその人を責めるのではなく、声掛けや笑いが溢れていたこと。
振り返りの際には、「これって、普段の仕事でもおんなじちゃうん?」と研修での学びを普段の業務と紐づけて考えることができていました。
また「コミュニケーションが大事」ということについても、声をかける、アイコンタクトをとるといったものではなく、声のかけ方、目線の揃え方、掛け声のどのタイミングでどの動作をするか等、より詳細な部分を共有する必要があることに気づけていました。
これは、「何のためにこれをやるのか」を全員が知っているということです。
このワークの体験が、会社の理念や一人ひとりの普段の作業に紐づき、納得度が高まったようです。普段の業務の中ではなかなか理念について考える時間がないため、このような研修の機会に、しっかりと理念について確認し、考える時間をとるのはおすすめです。次回の訪問が楽しみです。
研修についてのご質問は、いつでもお待ちしております。