私の推したちについて
私には推しがたくさんいる。
それは私の生活に、人生に彩りが多いことを表している。
私は推しの数だけ幸せになれると思っているから、その分お金はかかるが、そこに関しては何の苦も感じずにお金を出すことが出来る。
ここで私の推しを順番に紹介しておこう。
NCT127、NCT DREAM ヘチャン
私は彼のパフォーマンスと考え方が大好きだ。
正直、彼の顔はタイプではない、が一番推し暦が長いので、私が顔を重視するタイプのオタクではないのが明白になっている。
彼のしなやかで緩急つけたダンスと、独特の声が織りなす高音と安定した歌声が私を安心させる。
ヘチャンのチッケムは全部欠かさず見ているが、表情管理も合わせて完璧だ。自分のことを一番分かっていて見せ方も、どう見られたいか、が計算され尽くしている。
そう、彼は頭がいいのだ。策士である。策士アイドル最高!!(取り乱しました)
パフォーマンスを見れば彼の考えている、その楽曲のメッセージがガンガン届いてくる。
普段のヘチャンはおちゃらけキャラで127ではマンネなので、ヒョン達に可愛がってもらいたい!一心で甘える姿が見られるし、DREAMの方では、メンバーのほとんどが幼い頃から一緒で歳も近いので、悪ガキヘチャンが見える。
それでも総じて言えるのは空気を読むのが得意で、大人達の意図を汲み取るのが本当に上手なので、さっきまで一緒にふざけてたと思ったら、カメラ側の大人達の表情を読んで軌道修正したり、急に仕切り出したりする。
そういうところが、自他ともに認める、「相手の欲しいと思うことを読む力」が上手、と言われる所以だ。
そんなんだからファンの気持ちを読み解くのも上手なのだ。
以前、Vライブで「仕事を辞めてもっとヘチャンを見る時間を増やす」というような(うる覚え)コメントを拾ったことがあった。
ヘチャンは「ダメですよ。僕たちはみなさんの少なくとも3番目です。一番は家族や友人、その次に仕事。その次に僕たちです。僕たちが1番や2番にきてはダメです」と言った。
私はそれを聞いて、彼がもっと大好きになった。彼の考えが好きだという理由でもある。
アラサー女とお金について
心身共に壊れたりもしたけど、有難いことに仕事もある。推しに存分にお金を使えるくらいの経済力もあるが、カムバする度にアルバムを何十枚も買っていて、保管に困ったり何なら開封さえしていないアルバムもあって、購入してから後悔…なんてこともたっくさんある。
次回はやめよう!なんて決意したにも関わらず何も変わってない自分に嫌気が差していた頃だった。
私が過ごしやすい、こだわりのある部屋の片隅に積み上げられたアルバムの山。
これを見て見ぬふりしていた。
「そのお金で健康に気を遣って、家族とおいしいものを食べたり、1人暮らしだったら1食でも1日中頑張った自分のために良いものを食べてね」
redvelvetのウェンディが言った言葉にハッとした。
私達はたまに推しのために頑張ってお金を使っている、と都合の良い言い訳をしながら、自分を蔑ろにしているのではないか?
私だって散財して、ランチがコンビニのおにぎり1個の月があったりした。
ヨントンの為に旅行を諦めたりもした。
それって私にとって”健全な推し活”ではなくなっていた。
私にとって推しは、自分の生活をよりキラキラさせてくれる付属品であって、付属品が本体になってはいけないと思っていたのに。
もちろん、そんな推し方を否定している訳ではないけど、30代になって自分のスタイルというものが確立してきたから尚更思ってしまうようになった。
まずは自分の生活が第一だ。
友人との楽しい食事や体調管理にお金を掛けようと、
ピラティスにも通い始めた。
定期的に体を動かすのは精神的安定にとても良い。
その安定した生活の上に”アイドルを推す”ことが付属しているのが私的にとてもバランスが良かった。
好きな服を着て、ボーナスが出たら好きなブランドのバックを買う。
ライブや遠征、旅行には惜しみなくお金を使う。
そうやってお金の使い方を自分で決めて自由を謳歌する。
そうゆう距離感を上手く保って楽しい推し事をしていきたい。
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