私と一生を共にするのは誰?
今更ですが、Netflixの【それでも僕らは走り続ける】一気見して、更にもう一周完走しました。
基本的にロマンス系は苦手なので見ないのですが、
これはちょうどいい。
今の私にちょうど良かった。
もしかしたら配信当時に見ていたら、つまらなかった、と思ったかも知れないと思うと
今見て本当に良かった。
男女差別、家長制度、LGBTQ+、封鎖的社会での暴力。環境問題。
本当に韓国ドラマは現代の問題をストーリーに盛り込むのが上手。
強い女ってドラマではたくさん描かれるけど
このドラマに出てくる女性は全員強い。
強い、と言っても色んな強さがあるなぁ、と。
ヒロインのオミジュはもちろん、ソダナも、メイオンニも、ジウも、ウンビも、ドンギョンも、イェチェンも。
私個人的には、イェジュンの妹、イェチェンの強さに惹かれた。
やりたいこと(ボクシング)の為に、やりたくないこと(勉強)もやり(嫌々だけど)、兄が同性愛者だときっと気付いていたけど、カミングアウトするまできっと黙っていたんだろうと思うし、イェジュンがカミングアウトした後の家のシーンがとても好きで。
ああやってさりげなく人を明るく助けられる人は強いと思う。
特に自分がそうやって出来ないからきっと余計にそう感じるんだと思う。
オミジュのセリフの
【私と一生を共にする人は誰だと?私自身。自分の面倒をよく見て、壊れたらきちんと修理しないと。自分と上手く付き合いたいです。過剰に愛すこともいじめることもしたくない。このバランスを保つことが人生の課題です】
ちょうどそんなような話を会社の面談で上司と話した内容を思い出して、すごくほっこりするシーンだったのにひとりでボロボロ泣いてしまった。
アイドルを推して、お金を使いすぎて自分にお金を使えていないと、いじめてるなぁ、と思うし、
最近は社会人しながら、文章を書くことを始めたので、そっちに時間使いすぎてるなぁ、とか。
自分がしたいことと、やらなきゃいけないことのバランスを保つことも難しいし、自分の為に時間を使うことも難しい。
そうやって過剰に愛しながら、いじめながらも
自分との向き合い方を見つけていきたい。
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