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失敗しないアコースティックギター弦の選び方

こんにちは。今回はアコースティックギターの弦の話しです。弾いていたら、チューニングしていたら、弦がバチンと切れてしまった。久しぶりにギターを出したら弦が錆びていた、なんてことありますよね!大丈夫です。弦は切れてしまうものですし、錆びてしまうものです!

いざ選ぶとなっても種類も多いし何を選んだらいいものやら…。確かにそうですよね!なので、みんなが使っている安心な弦なども紹介していきます。

私は楽器屋さんで多いときはいちにち5本のギターをお預かりして弦交換をしてきました。きっと延べ2,000本くらいは交換しています。

弦を選ぶときに気にするポイント①『ゲージ』

まずは「ゲージ」についてです。ゲージ(gauge)とは規格という意味でギターをやっている人にとっては弦の太さを意味します。規格にはLight、Extra Light、Mediumなどあり、「どんなゲージ使っているの?」「やっぱりライトゲージだよねー」というふうに会話で使います。

どんなゲージがあるの?

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これだけでも沢山あるようですが、ポイントはExtra Light、Lightだけで良いと思います。アコースティックギターを買ったときに最初から張ってあるのはLightゲージであることが多いので、そこを基準にどうするか検討するといいですかね!

ゲージを変えるとどうなるか

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このように狙った音や弾きやすさにコントロールできるのです!

弦を選ぶときに気にするポイント②『材質』

アコースティックギターの弦はブロンズとフォスファーブロンズから選べます。

ブロンズ

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銅を主成分とし、スズを含む合金です。
ブロンズ弦のパッケージにある80/20は銅とスズのおおよその割合を示しています。バランスのとれた落ち着いたサウンドが特徴です。

フォスファーブロンズ

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ブロンズ合金の中に少量のリンを含有した赤みを帯びた合金です。ブロンズに比べ力強く華やかなサウンドの傾向があります。音にキラキラ成分多めというイメージです。ブロンズよりやや値段が高くなることが多いです。

弦を選ぶときに気にするポイント③『メーカー』

今回はイチバン売れているライトゲージから順番にブロンズ、フォスファーブロンズ、その次にエクストラライトゲージのブロンズ、フォスファーブロンズという順に並べています。

第3位 DARCO(ダルコ)

ライトゲージ

エクストラライトゲージ

リーズナブルでありながらも高品質な弦です!

第2位 Elixir (エリクサー)

ライトゲージ

エクストラライトゲージ

生き生きとした音質と長寿命を提供する、エリクサーの代表的なアコギ弦です。価格が少々お高めなのはコーティング弦といって弦に特殊な防サビのコーティングをしているからで、長寿命がウリの弦です。

第1位 D'Addario (ダダリオ)

ライトゲージ

エクストラライトゲージ

D'Addarioは初めて80/20ブロンズをアコースティックギター弦に採用したパイオニアです。エレキギター弦も含めて世界中でイチバン売れているんじゃないでしょうか!

はい、ということでアコースティックギター弦の選び方の参考になれば幸いです!この中から選べば間違いないです。ではまた次回!

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