19(ジューク)/「すべてへ」PVで使われている楽器
「すべてへ」は1999年10月21日にリリースされた、19の3rdシングル。
19は、日本のフォークデュオ。岡平健治と岩瀬敬吾によるデュオ。デビュー当初は326がビジュアルプロデュースと作詞を担当するメンバーとして参加していた。2002年3月解散。
すべてへ
作詞:326 作曲:岡平健治
他人のせいにしてた 叶わない恋や夢は
ポケットにしまってた
何か 始めようと思うけど“チャンスがない。"
愚痴ってた
“売れる前から知ってたよ。"
知ったかぶりを 着こなして…
風が吹かない そんな場所でも
ぼくたちが走るなら 感じる事が出来る
吹くだろう風 なんて待つなよ
無いものをなげくより つくればいい 風だって…
“たとえ どんなきつく 抱いたってひとつになど
なれないよ… なれないの…"
そんな君にいつか云ったよね?
“だからキスができる"って
“生まれてこなきゃ よかった"と
こごえるきみがいるなら
“きみが生きてる事がうれしい"
心からそう思う それだけで生きてける
君が抱える 弱さや痛み
そのすべて君だって 思うから 愛せるよ
大いに歌えや 大いに遊べや
“はじまり"を待つ赤子に“これから"の歌をおくろう
涙はいつもここって時に
ギリギリで出なくって また胸を締め付ける
そのつながりは曖昧な いくつかの言葉でも
“ゴミだ…"って呼ばれても ぼくたちを強くする
いつか“未来"は“軌跡"を照らし
広がって 広がって 広がって 包んでく…
いやぁ歌詞もいいですね。令和でも刺さるものがあります(^^)
さて楽器屋さんとしては使用されている楽器が気になるところ。早速みていきます。
このギターは「オベーション(OVATION)」というメーカーのものです。特徴的なデザインとサウンドホールの位置が印象的です。またボティのバック材が樹脂でできています。それだけでも個性的なのですが形状もラウンドバックになっています。
私もサウンドホールって弦の真下になくても音がちゃんと出るんだなとか、バック材が樹脂の音などいろいろ勉強になりました。
MVではちょっとボディサイズが小さく見えますね。
調べてみるとこれは「Ovation USA Elite 1718」という機種のようですが残念ながら現在は生産完了のようです。
現行のカタログはモリダイラ楽器のページで確認できました。
Ovation USA Elite 1718に近いモデルを探してみると、
CE44というモデルがセレブリティというものでコストパフォーマンスモデルです。
エレキギターも登場しています。こちらはMVから機種を絞るのは難しかったですが、「フェンダー、ストラト、ブラックカラー、メープル指板」などが情報としてわかります。
ギターのストラップはレインボー柄。とくればパッとイメージされるのがこのアーニーボールのストラップ。私の初めて購入したストラップはこれだった気がします。いくつかのメーカーから販売されていると思いますが、色の並びからしてもアーニーボールなんじゃないかと推測できます。
弾いているシーンはないものの、フェンダーのジャズマスターも登場しています。同時にリバースヘッドのフェンダーもありますが、これは不明でした。
さらにレフティーのアコースティックギターも登場していますね。残念ながら特定は難しかったです。
ということで今回は19(ジューク)の「すべてへ」の機材を調べてみました。
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