【インタビュー対策】海外大学院〜基礎編〜
今年の夏のインターンシップに向けて面接対策を最近行なっています。大学院受験時の面接対策を振り返る機会ともなったため、海外の大学受験生、就活生に役立つインタビューに向けた準備方法や注意事項をまとめました。
2020年にコロナ流行以来、海外の面談はリモートが主流になった気がします。この記事ではリモート面接の対策についても触れています。
1. PC設定(リモート面接)
背景はシンプルに。余計なものは映さない。(真っ白など)
ただし自分らしさを表現する背景とすることは可能(ごちゃごちゃし過ぎていると印象が悪くなってしまう可能性があるので選択には要注意)
背景に斜めに映るものを入れない。(後ろの家具など。斜めの物に人間の注意が行きやすい)
カメラの角度は正面に置くこと(下すぎると相手を見下す感がでる。上すぎると上目になりすぎる。本をPCの下に置くなどして工夫)
背景が明るすぎると顔が暗く見える
2. 最重要 基本動作
要点をまず伝える
伝えたいことを初めに伝える。準備している答えがないなら、5秒かかってでも話す構成を考えてから伝える。考えながら話しだすのはNG答えが何点かある場合は初めに「2点あります」など冒頭に言う
自分が話終わったら、話終わったことを伝える
「以上です」など終わった合図を出す。Interviewerも終わったかわからず微妙な空気が流れることがある
3. 基礎質問
自己紹介
1分以内で、構成をよく考える
立場、ゴールなどを話すことはたくさんあるが自分についてバランスよく伝わる構成にする
レジュメWalk
2、3分で必要最低限話す
レジュメに書いてないことを話す。
レジュメwalkと自己紹介は別物。レジュメに書いてあることを時系列に言うのはNG(見たらわかる)レジュメに書いていない以下の2点を話すことが重要
ターニングポイントの理由(どいう理由で大学の進学先、就職先を選んだか)
フェーズごとに何を習得したか
4. 具体的準備
1) 受験する学校の過去問を集める
ネットで調べる。MBAなどでは質問集が見つかることが多い
ブログを書いている人などから聞く、記事から拾う
2) 集めた質問をカテゴライズする
ゴール系、失敗系、Why this school系などにカテゴライズ
カテゴライズしておくことで、準備していた質問と少し違う形で質問されても答えられる
(例)Success系の質問を聞かれた。準備していた質問と少し違ったが、Success系の回答を応用して答えられる
【注意】いろんな大学の質問をまとめてカテゴライズしたくなるが学校ごとにまとめるのがポイント。学校のCulture、Philosophyに合わせて準備する
5. インタビュー中の注意事項
2、3分話す場合は相手の様子を伺う
インタビューは会話のキャッチボールでないといけない。話している途中で「続けて話してよろしいですか?」と聞くなど相手の様子を確認する。だらだらと一人で話し続けない暗記して答えるのは禁止
キャッチボールにならない
忘れた時に真っ白になる
質問が違った角度できた時に丸暗記した内容を伝えてしまい、ずれた回答をしてしまう
対処法:キーフレーズを作っておく。またフレーズの組み替えができるように練習する
自分の常識は世間の非常識
自分の話のどの部分が、自分の業界以外の人に分かりにくいのかよく考える。補足をどこまですべきなのか。(会社以外の友人や家族に聞いてもらう)
可能であればInterviewerの経歴をLinked-Inなどで調べておく質問の答えがすぐにわからない場合、黙るのではなく"please give me a few second"など待ってほしいことを伝える
特にオンラインではネット回線が原因で聞こえていないのか、状況が掴みにくい面接の最後のAny Question?に対しては「ないです」と答えてよし
Special Answer: 「自分は貴校での学びを最大化したいのですが、行く前に準備しておくことがあれば教えてください」と聞く難しい質問が来ても答えないのは良くない。笑顔で頑張って答える
スクールカラーの服が切れると印象がいい
Yes, No questionはYes, Noで答える
Don't you want to ~は Yes, Noの解答が逆になるので注意
6. インタビュー終了後のお作法
面接時に何を聞かれて何を答えたのかすぐにまとめる。
伝えそびれたことがあれば適宜お礼メールに含む。お礼メールは24時間以内に送る
【In-personの場合】
コーヒーを出してもらったら、コーヒーのお礼を言う
握手は相手の様子を見て行う(コロナ的に握手を嫌がる人がいる)
以上
面接準備の基礎編でした。応用編ということで追加で気をつけるべき点に触れ、私の受験校の過去問も共有したいと思います。
よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはアメリカでの勉強に励むために使わせていただきます。