いざカナダ永住権 その2 フラッグポール編 続き
前回のフラッグポールの話の続きです。
バンクーバー近郊でフラッグポールができる場所は以下の2箇所です。
バウンダリーベイ(画像左)
ピースアーチ(画像右)
色々調べた結果、家から乗り換え1回で行けることと比較的空いてそうということでバウンダリーベイに行くことにしました。
出かけたのは金曜日のお昼前くらいです。
スカイトレインのカナダラインBridgeport駅から601番South Delta行きのバスに乗り、終点のひとつ手前のSB 54 St @ 2nd Aveで降ります。
車窓から見える家はやたらデカくてこれぞ北米の田舎町といった道をひた走ります。思えばバンクーバーに来てから一番の遠出です。
バンクーバーとは全然違う雰囲気で、むしろこっちの方がスタンダードな”カナダ”なのかもしれないなーなんて思ったりしました。
バス降車後は南にある公園を迂回してさらに南下すると国境事務所が見えてきます。
1.まずカナダ側の事務所に入り「フラッグポールをしたいんだけど」と伝えると私のリスニングが間違ってなければ
「アメリカ側はもう行った?行ってなければまずアメリカ側のカスタムに行って出入国の手続きをしてからまた裏側から戻ってきて」
と言われました。
事前に調べたところ、アメリカの入国手続きを求められる場合もしなくてもいい場合も両方あったので念の為、前日にアメリカのESTAを取得しておきました。
2.今回はアメリカの入国手続きしなくちゃいけないのかぁ、とアメリカ側の事務所に向かって歩いて行ったところ・・・
アメリカさんには「特にやることないんで帰って」と言われました。
先方にそう言われてはすごすご帰るしかありません。
ESTA取らなくてもよかったなぁ。21ドル・・・( ´Д`)
3.アメリカ側を背にしてカナダの事務所の右手に高速道路の料金所のような場所があるのでそこまで歩いて行って(ちゃんと歩行者用の道がある)再度「フラッグポールさせてくれや」と頼みます。
すると「大金は持ってないか」とか「武器やドラッグは持ってないか」とか意外と真面目な入国審査があるので真面目に答えます。
4.「じゃあ中に入ってきて」と言われ、最初の受付に戻ってパスポートとIRCCからもらったletterをオフィサーに見せてようやく審査開始です。
事務所では「元々のビザは何だったの?ワーホリ?」とか「奥さんのカレッジはいつ卒業する予定なの?」とか聞かれました(他にもいくつか聞かれたけどあんまり覚えてない)。
明らかに18ヶ月延長の特別措置に慣れてない感じでしたね。
まあletter受け取ってすぐ行きましたからね。
オフィサーも初めてだったのかもしれません。
普段はフラッグポールといえばワーホリからWork PermitとかStudy Permitからワーホリみたいな処理がほとんどなんでしょう。
オフィサーが特別措置のことを知らないっていうパターンは多いにあり得るな、と思っていた(基本IRCCやボーダーのオフィサーに過度に期待しない方がいい)のでIRCCの18ヶ月延長のアナウンスのページや現在のビザを取得した際に提出したドキュメント一式を揃えて用意していたんですが幸か不幸かこれらが活躍することはありませんでした。
結局必要だった書類は以下のとおりです。
パスポート
IRCCからのletter of introduction(いわゆるPort of Entry)
現在有効のビザ(これが結構重要だった!)
待つこと10-15分くらいで無事Work Permitをゲット!
期限もしっかり18ヶ月後!
いやあよかったよかった・・・とこのまま無事に終わらないのがビザ手続き。なぜかビザ取得の次の日、またもやIRCCから1通のメールが・・・。
前回と同じApplication number(画像黒抜き部分)で全く同じ内容のletterがまたきたよ・・・?
ちなみにApplication numberが違うので3月の延長申請に関するメールではありません。
もう何なのIRCC?( ;´Д`)
このメールに関して移民弁護士に問い合わせ中です・・・。
このあとSINナンバーとMSPの更新もあるのに大丈夫なの?
悪い予感しかしません。