舞台観劇記録(2024-No.009)

ボイスシネマ声優口演ライブ2024

9月7日(土)・8日(日)、東京は有楽町での公演。
全4回のうち、両日昼の部のみ観てきました。

まずは、私が観劇してきた回の出演陣を…
昨年10月の時と同様に、知る人ぞ知るな凄い面々ですからして…
(敬称略にて、失礼をば)

9月7日【昼の部】
安達忍、石川界人、高木渉、中島愛仲村宗悟羽佐間道夫日髙のり子福山潤山口勝平

9月8日【昼の部】
安達忍、伊東健人梶原岳人、高木渉、羽佐間道夫、林原めぐみ朴璐美前川涼子、山口勝平、山路和弘

ほか、サポート出演あり。公式ページにて参照されたし。
写真はないけど、しっかり名前が載ってます。
(同じURLを使って次の公演のWebページが作られてしまうかもなので、更新されると跡形もなく…なので、魚拓とるなら今だけです。)
(演目のあらすじや、声優さんたちのコメントも見られるのは今だけ?)
(過去のも、アーカイブしてリンク作ってくれたらいいのになぁ…などと手前勝手に思ってしまいました(苦笑))

演奏
Tellers Caravan

スペシャルゲスト
大野裕之(日本チャップリン協会 会長)

演目は、両日とも以下の2つ。
 「キートンの探偵学入門( Sherlock Jr. )」(1924年/アメリカ/45分)
 「チャップリンの偽牧師( The Pilgrim )」(1923年/アメリカ/40分)
後者は昼のみ、声優口演としては初登場。両日夜のみの山寺宏一さん独演による「チャップリンの冒険( The Adventure )」がありましたが…今回そちらはチケットを獲ってないので…それはまた次回以降に機会が恵まれることを願う。

昼の部には福山潤さんや林原めぐみさんが、(私は観れてない)夜の部でも山寺宏一さん・安元洋貴さん・武内駿輔さんが去年に引続きの出演。
個人的な観処としてチケットを獲りたいってな動機につながったのは、7日の昼の部のみ出演の中島愛さんと、8日昼のみ出演の山路和弘さん・朴璐美さん夫妻。そしてそして、7日・8日の昼のみ出演の高木渉さん。
もちろん夜の部のみの山寺宏一さんと「チャップリンの冒険」も魅力的だったのだけど、そこはまぁチケットがないので仕方なし。
当日見切れ席を出すくらいの盛況な催しなのは間違いありません。

毎度思うことではあるのだけど、声のプロによる生アフレコで色づいていく白黒の無声映画が思いのほか面白くて、100年前のものというのが嘘の様なホントの話し。その頃から比べ格段に映像技術が進んでいる今でも見劣るものはないと今回の作品を観ても尚思う。
もちろんその時々の魅せ方の流行りだったりもあるだろうけど…
色褪せるものではないな、と。
もちろんデジタルリマスターなど、当時のフィルムからリファインはされてるそうで…日本チャップリン協会の会長の大野さん曰く、1作品の修繕に2000万円からの費用がかかってるそうな。こういった催しのグッズ販売で得られた収益の一部が修繕費にあてられるとのこと。
チャップリンの貴重な写真・映像を交えた大野さんのお話しは毎度口演の終わりの方でありまして、今回は中島愛さんより「推し活」と、前川涼子さんより「手下」というワードをもってチャップリンにまつわるお話しを伺うことができました。そこからウォルト・ディズニーだったり、シャーロック・ホームズのパイプの由来がつながるなんて…大野さんってば、ほんに凄い…

もちろん Tellers Caravan による生演奏もその彩りには欠かせなく。
キートンの方で演奏されたもので自分が解ったのは、富〇サファリパークの公式CMソングだったり、パイレーツ・オブ・カリ〇゛アン(たぶん「He's a Pirate」あたりかな?)の曲だったり、名探偵〇ナンの曲だったり(笑

声優陣のアドリブも解り易いの解り辛いのと、日をまたいで同じ演者でも変えてきたり、違う演者なら全くアプローチが違ったり。

もちろん頬が緩みっぱなしでの観劇でした。
なので小難しいことは記憶にありません(苦笑
ホントに幸せなひとときでした♪

8日の終わり際にはスペシャルサプライズゲスト、野沢雅子さんが登場。
この声優口演は羽佐間さんと野沢さんが始めたこととのことで、御二人の抱擁には言い表せない歴史を垣間見た気がします。
来年はこの声優口演の20周年とのこと。
野沢さんの出演もありそうで、今からわくわくしています。
(追記)
大野さんがステキな写真をあげてらしたので、ぺたぺた。

(追記終わり)

末筆ではありますが、何方様もどうぞ健やかで…
次回、次々回と、声優口演がずっと引継がれていきますように…

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