舞台観劇記録(2024-No.007)
井上和彦50周年記念公演
Kazz’s『エニグマ変奏曲』
8月23日(金)、初日を観劇してきました。
メインは、井上和彦さんと関智一さんの2人芝居。
で、終劇後にゲストを交えてのアフタートークの流れ。
開演前の場内アナウンスで、凡そ1時間50分(場内貼紙には、本編:1時間20分・アフタートーク:20分)とのこと。
たぶん、どっちもちょっちオーバーしてたみたい(笑
声優さん2人の舞台とのことで、初めは朗読劇かな?と手前勝手に思っていてろくに調べもしなくて、いざ蓋を開けてみればバリバリの舞台演劇で…
初日ということもあって少し堅さを感じる緊張感と、培ってきたものが醸し出す安心感を同時に感じる様な雰囲気がありました。
笑いを誘うシーンが多くあり、序盤から中盤を過ぎて切なさを漂わせる終盤にかかってもふとした瞬間にクスっとさせてくれる物語りで、終劇の瞬間の得も言われぬ安堵といったら…
演じきった後の御二人の笑顔、プライスレス。
その後のアフタートークで知ることになるのですが、結構直近まで舞台劇から朗読劇に変更するかが懸案事項になってたんだとか。
理由は、井上和彦さん。なんでも、台詞が入らなかったんだとか?
周囲からは無理せず朗読劇を、という声が上がるなか、マネージャーさんだっけかな?「井上はやるときはやりますから。もう少し待ってください。」と…事実、舞台ではそれを微塵も感じられませんでしたし。
さて、私がこの回のチケットを有給休暇をとってまで獲りたいと思うに至った理由のアフタートークについて少し。
ゲストは、荘真由美さん。
今回の、井上和彦さんの芸歴50周年のお祝いに、ということで、なんでも関智一さんが荘真由美さんに直電して承諾を得たんだとか。すごいな…
知る人ぞ知る、「美味しんぼ」の山岡士郎・栗田ゆう子の御二人ですから興味津々もとどまらずといったところ。
荘真由美さんは既に声優業そのものは現役を退いていて、後進育成に携わってらっしゃるのだとか。
当時の貴重な話しを聞くことができて嬉しかったなぁ♪
実写でのロケのこと(2日間の本格的なロケで、服は自前だったんだそうな。)だったり、関智一さんチョイスの「寿司の心」や「山岡、プロポーズ」のことだったり…え?後者はTVアニメ化されてないって?
そんな…あれは幻聴だった、のか…(なんてw)
メインディッシュの本編もさることながら、デザートのアフタートークも大変に貴重でかけがえのないもので…大変満足なひとときでありました。
井上和彦さん、芸歴50周年、おめでとうございます。
これからもどうぞ心身共に健やかでありますように♪
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