ホロモデルのススメ 操作編 Part3
挫折しづらいホロモデルの始め方
ポーズスプレーの操作について補足する前に、もう一つ書くべきことを思い出したのでまとめたいと思います。
私を含めたベテラン(?)ホロモデルユーザーが、試行錯誤の中でやってきたことのうち、挫折を防ぐのに役立ちそうな方法をいくつか紹介します。
プリセットポーズを改変する
ホロモデルを始めたばかりの初心者が、フィギュアを出した直後の初期ポーズから、「これならSNSに上げてもいいかな」と思うレベルのポーズを完成させるのは、難易度が高いというだけでなく、単純にやることが多くて挫折の原因になると思います。
この解決方法の一つは、公式が用意しているプリセットポーズを改変することです。
ラックの一番右側にある「プリセットポーズスプレー」をかけると数種類(たいてい4種類前後)のポーズが呼び出せます。フィギュアの上のタブの左右で切替です。
こだわりがなければ、正直プリセットポーズのまま写真を撮るのも全然ありだと思います。フィギュアを置く場所、構図、撮影する角度だけでもかなり変わるものです。
↑構図や場所次第ではプリセット(を少しいじっただけ)でも成立する
もしそこから物足りなくなってきたら、簡単なところで首の角度を変えてみる、表情を変えてみる、目線の向きを変えてみるといった感じで、難易度の低いところから、少しずつ改変していけばいいと思います。
ちなみに、部分的に改変が上手くいったと思ったら、ポーズの保存(セーブスプレー)をオススメします。ホロモデルのUndo(やり直し)機能は小さなバグがあり、正常にポーズが巻き戻らない場合があるためです。
また、座るポーズは自分で作るのは結構大変(スカートがあったりすると特に)なので、これは初心者に限らずプリセットから改変していく方が楽です。
上半身や肩から上の構図で作る
これはイラスト等でもそうですが、全身でさらに凝ったポーズとなると、全体のバランスが崩れないように気を付ける必要があります。
さらにホロモデルで一番操作性が悪い(難易度が高い)のは腕や指なので、上半身や肩からの上の構図、手を後ろに回すといった工夫で、工数を減らす・難しい作業を避けるということが可能です。最初のうちは難易度を下げるのは大事なことです。
下記の画像がその一例です。指など細かい作業は必要ありません。
好きな作品、ポーズをトレスしてみる
これは私が初期にやっていたことですが、気に入った漫画の表紙を見つけてきて、画像を見ながら、そのポーズをトレスすることでホロモデルの操作や癖を覚えていました。
資料は色々ありますが、漫画の表紙はインパクトを与えるための練られたポーズ、構図が多いので勉強になりました。
ただし、デジタルフィギュアの可動域は人体より狭い個所(手首など)もあり、トレスしきれない場合もあるのでそこは注意です。
↓初心者時代に有名漫画の表紙をトレスしてポーズを作ったもの
例えば人気モデリングソフト「Blender」であれば、カボチャのキャラを作ってみよう、ドーナッツを作ってみようといった、初心者向けの具体的な作例があります。
一方、ホロモデルの場合は残念ながら「初心者はまずこのポーズを作ってみよう!」といったものがないので、自分で再現したいポーズなり構図なりを見つけてやってみるといいと思います。アニメキャラであれば作中シーン再現とかも。
この方法のいい所は、まっさらな状態でやるよりもゴールが見えているので、腕をここに、頭をこう傾ける、手は前に…といった感じで無心で「置きに行ける」ことですね。
また、ネット上でよく見るミーム的な構図・ポーズ(下記画像がその一例)は、SNSで反応を貰いやすく、継続するモチベーションにもつながるかもしれません。(オリジナルを投稿し始めた途端反応が少なくなるのもセットかもですがw)
もちろん何でもいいというわけでもなく、二次創作ガイドラインの問題も絡んでくるので、配慮が必要になりますが。
まとめ
今回、挫折しづらくするための方法として紹介したのは
・プリセットポーズを改変する
・上半身や肩から上の構図で作る
・好きな作品、ポーズをトレスする
の3つです。挫折した人、難しいと思った方、試してみてください。
そして公式タグ「#HoloModels」をつけてSNSに投稿してみましょう。
この記事がちょっとでも「役に立った!」と思った方、しつこいですが
Vtuber東雲めぐちゃんの
YouTube
ツイッター→リンク
のチャンネル登録・フォローお願いします✨
それがこのシリーズを続ける原動力になります✨(超超重要
次回…やっと「ポーズスプレー」を使う際のコツについて書ける…のか?
ここまで読んでいただきありがとうございました😊