#184 ミャンマーを覚える祈り会 振り返り
第184回ミャンマーを覚える祈り会の振り返り
アトゥトゥミャンマーは、毎月支援金をミャンマーを送っています。受け取り先であるポーカレン神学校からのメッセージをおききしました。
ここ最近の私たちの活動について皆さんに共有するのは、これで2度目にです。大変厳しい時に直面している私たちを覚え、皆さんが継続して支援をしてくださいますことに、心から感謝しています。
詩編23:4には次のように記されています。
「死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。」
この聖書の言葉を読むと、私は今の状況のことを考えずにはおれません。誰も危険な目に遭いたいなどと思いません。しかし、とてつもない危機が私たちの町や村、そして個人の住宅にまで及んでいます。それが私たちの国の現実です。
ほぼ全ての地域において戦闘が勃発しています。若い人々は、少しでも安全なところへと逃げています。インフレが止まらずもはや手の打ちようがありません。さらに状況を悪化させているのはこのような危機に加えて、洪水などの自然災害が襲っています。
もし、危険な場所にいるなら逃げよ
そうでないなら、備えよ
キリスト者として、神への信仰にとどまり、希望を失わないようにと努力をしています。いつも私たちの心の中に思い浮かぶことがあるのです。それは、なぜ私たちは今ここに置かれているのか、こんな時に、私たちは何をなすべきなのか、と。このことを心に常に留め置かなければならない状況です。
(原文では歴代誌とありましたが、この話は列王記上の話です)列王記上17:9からには、夫を先に亡くした女性に神は、エリヤに対してあなたの持っているものを分けてあげなさいと求めたという話があります。私たちは、今その話のように、今、困っている姉妹や兄弟に出来うる限りの分かち合いをしています。
誰か支援が必要な人がいないか、ということで誰かを探すのに苦労することなどありません。つまりどこにでも支援を必要とする人がいるのです。私の神学校の卒業生、在学生の中には、家が流されてしまって、具体的な経済的援助が必要な人たちがいます。現在、私たちの神学校の在学生のうち25人は、この学期が終わっても、自宅に戻ることができません。つまりこれらの学生は家を失っているのです。なんとかして居住できる場所を神学校で準備し、食事を提供できるように準備をしているところです。
いまだに明日を考えることはできないような状況です。ただ、今、今日一日を神に感謝し、ひたすらになさねばならないことに従事するほかない、そんなところにおります。
改めて皆さんへ感謝をします。皆さんが、私たちのことを思い、関心を持って、そして具体的に何かをしようとしてくださっていることに感謝します。皆さんの上に神の祝福が豊かにありますようにお祈ります。
アーメン。
クーデター後からブレることなくキリスト者として今何をするべきか、を内外に問うてこられた、尊敬する神学教師からの言葉には真実味があるなあと思いました。使い古されたように感じる言葉にも、魂から捻り出されるような涙と汗と、それから希望の雫を通訳をしながら思いました。お話の後で、神学校の様子などをライブで写真共有をして紹介しました。(渡邊さゆり)
参加 アカウント 80
第185回 ミャンマーを覚える祈り会呼びかけ
185回 ミャンマーを覚える祈り会を行います。
2024年8月23日(金)午後9時スタート
集まり祈り続けることが、軍事クーデターの暴力への抗いでもあります。
ご参集ください
https://us02web.zoom.us/j/83543390368?pwd=MnNLMitPV2xLb25NbGNTc2FVejJoQT09
ミーティング ID: 835 4339 0368
パスコード: 540189