#180ミャンマーを覚える祈り会 呼びかけ
第180回ミャンマーを覚える祈り会への参加を呼びかけます。
2024年7月19日(金)午後9時〜9時40分
https://us02web.zoom.us/j/83543390368?pwd=MnNLMitPV2xLb25NbGNTc2FVejJoQT09
ミーティング ID: 835 4339 0368
パスコード: 540189
先週に引き続き、LASHIOからオンラインでアトゥトゥ日本語教室を受講する若者たちはログインできませんでした。受講生は、LASHIOから別の村へ逃れて行きました。いわば自分たち居住していた場所から追い出される形になったわけです。その後も教会や家屋への放火や空爆が続いていたことも連絡をいただきました。
途中で捕まったり、攻撃される恐れもあり、案じておりましたが、最初の退避場所へはたどり着くことができたようです。
両腕を伸ばしてテントを設営している受講生たちの写真が送られてきました。板を張り詰めてその上に雑魚寝で過ごすそうです。教会の庭にいます。
来週こそはなんとか再開できるようにと願っていますが。週に1時間の学習すらままならない状況の若者がいることを考えると、電車に乗って目の前に浴衣を着て花火大会を楽しもうとする若者がいるのを見て、世界がどうしてこんなに分断されているのだと思いつつその亀裂に立っていることを改めて思いました。他に何もすることができない、その中でどうも一番難しそうなその人を待ち続けて祈るということのみに従事しているひ弱さの恥を改めて受ける覚悟をしています。
マンダレーへの空爆も酷く。100棟以上が焼けたというニュース、軍は医療器具や、医薬品をコントロールしており、十分な医療が届かないニュース、そんな中で、自分の家族が究極の状況に置かれている人が日本にも住んでいるという想像力を働かせてたった週に一回の祈り会での祈りすらもままならないほどの忙しさこそ、世界を爆弾で埋め尽くしているのかもしれません。先月は国内避難民は300万人です、とインタビューやら書き物で書いていたましたが、今、320万人と修正しています。
日本にいるミャンマーの方々はクーデター当初からは3倍になりました。皆、命が惜しくて逃げているというのではないです。本当だったら自分の国にいたい、自分の街で学びたい、暮らしたい、そんな中で、別れたくない人とも別れて生き残っていく道を辿っているのです。そばにいる人々がそうだということを毎日思い出しています。
アトゥトゥのシャツを作りました。たくさん売れていてびっくりです。デザインをした時に、「祈り」という言葉をシャツに書くことで、こんなの宗教性も高いし、誰も買わないかも、とか、もっと有名な人が書いたりデザインした方が広く買ってもらえるかもと躊躇しましたが、時間もないのも手伝って、作りました。でもはっきりと祈るんだって主張したことで、共感して、せめてこれを着るときはね、と言ってくださる方もいて嬉しかったです。在庫が底をついているものもあり、来週以降、また展開したいと思っています。ボランティアさんが発送作業も手伝ってくれました。
前回の祈り会の最後にアピールした学費援助の件ですが、すぐに反応してくださった方々もあり、すでに、必要とされているものの半分以上をお送りすることができました。ありがとうございました。詳細の報告は次月の報告時に行います。