見出し画像

子連れで世界一周したときの持ち物|ピースボート②

こんにちは。
北川アツトです。

子連れでピースボートで世界一周した話の第二弾ということで、持っていてよかったもの、必要なかったもの、その他準備の話など。

家族構成(乗船時)
 ぼく→37歳、ミュージシャン
 妻→38歳、著作家、子育ての専門家
 長男→5歳(年長)、乗船中に6歳に
 次男→3歳(年少の一つ下)
 三男→1歳半(次男と年子)

前回の投稿はこちら



▶段ボール一つにつき5,000円

荷ほどき中。カオス。

荷物は事前に船に郵送できます。
ただ段ボール1つにつき5,000円かかります。

最初は160サイズの段ボール2つくらいでなんとかなるだろとか思ってたんですが、全然ならなかったです。
結局わが家は8つ段ボールを事前に送りました。40,000円也。

段ボール8つのうち半分以上は子ども関連だったと思いますが、他の子連れの家族よりもこれは結構多いみたいでした。
まあ、小さい子が3人なのでしょうがないかなあ〜。と思っています。

穴の空いていた段ボール。がーん。


▼あってよかった・あったらよかったモノ

おもちゃ、絵本など

レゴで遊ぶ次男

子連れならではのものはまず3つほど。
まず、おもちゃ。子連れで乗るなら、子どもがなにか夢中になれるものは絶対あったほうがいいです。

子どもの家(保育施設)も毎日あるわけではないですし、子ども向けのイベントもそんなにあるわけではないですし、揺れが強いときなど船室で過ごすことになる時間が意外とあります。そんなとき大活躍です。

わが家はレゴ、折り紙、お絵描き道具(紙とペン)、絵本など持っていきました。
特にレゴは6歳の長男から1歳の三男まで大ハマリでだいぶ助けられました。

本を読む長男


おまる

おまるをもとに戻す三男

船室内のトイレはわりと座面が高くて小さい子どもはちょっとトイレしにくいです。
6歳の長男は大人と同じトイレで問題なかったですが、3歳と1歳の次男と三男はおまるで用を足していました。

次男、三男は絶賛トイレトレーニング中ということもあり、自分で座れるおまるはあってよかったです。


パンツカバー

パンツカバーって多分あんま知らない人多いと思うのですが、子どものパンツの上から履かせる防水性のあるパンツで、ようはおもらししてもズボンが濡れないみたいな感じのやつです。

1歳の三男は日中もお漏らしするのですが、そのたびにオムツ替えてたらとんでもないオムツの量になってしまいます。日中に5回替えたら100日以上あるのでオムツ500枚以上。ひえー。

というわけで、日中は普通のパンツにパンツカバーで過ごしました。おかげでオムツは夜寝るときの分プラスアルファですみました。それでも子ども3人いるので100日分で300枚以上持っていきましたが。


たためるお風呂

ここからは子ども関係ないやつ。
ポータブルバスタブというらしい。こんなやつ。


船室内は浴槽がありません。(スイートとかジュニアスイートなら浴槽があるらしい)
でもお風呂に入りたいということで妻がピースボートに乗る前に買ってきました。
最初見たとき荷物になるし船室でも邪魔になりそうだし、「絶対いらない」って妻に言ったのですが、結果あってめちゃくちゃよかったです。
湯船につかるって気持ちいい。


マイ枕

枕なんでもいい派の人はいらないと思いますが、枕で睡眠の質が変わる人は絶対あったほうがいいです。
もしもう1回乗ることがあるなら普段使ってるマットレスも持っていきたいくらいです。睡眠大事。


ヨガマット

12階、オープンデッキにて

船内ではほぼ毎日筋トレをしていたため大活躍。船内のフリースペースやオープンデッキで筋トレできる。
あと船内のイベントでヨガが毎日のように開催されてて、そういうのに参加したいならヨガマットあったほうがいい。


マグネット付きのフック

船室の壁と天井、扉、全部磁石がくっつくので、マグネットは本当に役立ちました。
帽子引っ掛けたり、名札入れをかけたり、壁から壁にひもをかけて洗濯物を干したり、紙をとめたり、いろいろ。絶対あったほうが便利。



ハンディウォッシュレット

ぼくはトイレに絶対ウォッシュレットあってほしい派なのですが、船室のトイレにはウォッシュレットがないということで買ってみました。買ってめちゃよかったです。快適。


ちなみに船内の共用のトイレにはウォッシュレットついているところがあります。


泡のハンドソープ

船室にハンドソープあるって書いてあったので持っていかなかったのですが、固形でした。
小さい子どもがいて、おしっことかうんちの処理で何かと手洗う機会が多いので固形なのが大変だったので、序盤の寄港地でゲットしました。プッシュして泡が出るやつがやっぱ楽。


ドライヤー

船室のドライヤーはちょいしょぼいです。
こだわりがある人は持っていったほうがいい。

7階デッキのベンチ


加湿器

船室内はずっと空調がきいているためか、めちゃくちゃ乾燥してます。
加湿器なかったらカラカラ。


サーキュレーター

これは持っていかなかったものなのですが、わが家が泊まった部屋が窓が開かないタイプの部屋だったので、換気のためにサーキュレーターあったらよかったなあと何回か思いました。

窓が開かない部屋や窓がない部屋は結構空気こもりがちです。たまたま部屋が一番端の部屋であんまり部屋の前を人が通ることがないので、ドアを全開にして換気したりしてました。


イベント用の服

三男ごしのハロウィンパーティー

これもぼくが持っていかなかったものです。
船内ではいろんなイベントがありました。夏祭り、ハロウィン、仮面舞踏会、各種パーティーなど、浴衣とか仮装とかパーティー用の正装とか荷物になるだけと思ってたのですが、持っていったほうが絶対楽しめます。
持っていけばよかった。


楽器(ベース)

ベースにかつがれる次男

ミュージシャンなので100日楽器触らなかったらさすがに社会復帰できないと思い持っていきました。

船内は意外とやることないので、楽器を弾いて過ごす時間はよき時間でした。仕事とか関係なく楽器と向き合えたのもよかった。

ちなみに船内では毎朝、2時間くらい楽器練習広場というのがあって、楽器やってる人はみんなそこに集まって練習してました。
みんな好き勝手に練習してるので、吹奏楽部の部室の前みたいな感じ。
なので、電気使う楽器の人はイヤホンとかで練習できるようにすると練習に集中できます。

ぼくはMighty Plug Proっていうの持っていってましたが、めちゃくちゃよかったです。むしろこれなかったら練習できなかった。


▼なくてもよかった・なくてよかったモノ

ベビーカー

わが家はベビーカーを持っていかなかったのですが、なくて全然問題なかったです。
まず船内は階をまたぐ移動が多いので、ベビーカーだと移動しにくいかなと思いました。(船内では抱っこ紐もほとんど使わなかったです)
それと寄港地でなのですが、場所によりますが石畳の道だったりあんまり舗装されていない道、階段が多い街など、ベビーカーがお荷物になっちゃうようなところが多かった気がします。というわけで寄港地では1歳の三男だけ抱っこ紐で乗り切りました。

アイスランド、ハットルグリムス教会の中


サンダル

船内の生活はサンダルでいいかなと思って持って行ったのですが、船内が広くてサンダルで移動するのが結構きつかったです。船内で1日8−9000歩くらい歩いていたので、靴擦れならぬサンダル擦れしちゃいました。

そのためスリッポンタイプのスニーカーをわりと序盤の寄港地で購入して、以降はスニーカーで生活してました。

ちょっと部屋から出るときとかはサンダルは便利でしたが、意外となくてもいいかなと思ったもの。
逆に動きやすいスニーカーは絶対あったほうがいい。

船内広し


電気の変圧器

コンセントの変換プラグで十分でした。
船内は日本と同じ100Vのコンセントがあるし、寄港地でもスマホの充電器など絶対必要なものは幅広い電圧に対応していて変圧の必要がありませんでした。


ドリップコーヒー

妻がいっぱい持ってきていたのですが、船内のレストランでいつでも無料で飲めるので全然使ってませんでした。

14階、ビュッフェ形式のレストラン


▶船に引っ越しするつもりで準備する

船室より。この地球儀のビニールボールも持っていってよかったな。

そんな感じで色々書きましたが、必要なものは人によって違うと思うので参考程度に。

ただ1つ言えるのは、船の中で100日くらい生活することになるので船に引っ越しするくらいの気持ちで準備するのがいいです。
そしてどうしようかなと迷っているものがあったら持って行ったほうがいい。

やっぱ持ってきたらよかったと思っても寄港地だとなかなか手に入らなかったり、高かったり、寄港地で手に入ったとしてもその買い物の時間の分だけ、寄港地で遊べる時間減っちゃうし、だったらとりあえず持って行く。
それで持って行ったのに使わなかったとしてもそれはそれでいいじゃん。

段ボールの1個につき5,000円高いと思ったけど、船内生活の快適性を買うと思えばそんなに高くないかも。高いけど。


【番外編】第三子の出産

ポルト大聖堂にて


最後にピースボートに乗るにあたって、わが家で一番大きな準備の話。

わが家の場合、ピースボートへの申し込みが出航の2年半くらい前でした。
説明会に軽い気持ちで行ってみて、その場で申し込みしました。

そこで夫婦間でどうするか議題になったのが第三子の出産タイミング。申し込み当時は次男が0歳でまだ三男は産まれてませんでした。妻は35歳とか。

北川家の家族計画的に子どもは3人というのは結婚前から決まっていたので、じゃあいつ3人目を産むのかという話に。
さすがに妊娠して乗ることはできないので、ピースボート乗船の前か後、どっちにするかという2択。

後にすると下船後すぐ妊娠したとして妻の年齢が39になってしまうのと、三人目にも世界一周を体験してほしいと思い、乗船前に産んでしまおうということに。

ただ三人目があまり小さいと授乳とかも色々大変だし、妊娠期間も考えると今すぐに妊活始めないといけない!となり妊活を始めたのが申し込み後すぐのタイミングだったかと思います。

無事すぐに身ごもり三男もピースボートに乗れることになりました。

これから乗船を考えている方は家族計画も計画的に。


ではまたー!

なんかこんなこと書いてほしいみたいなのあったらコメントで教えてください。


いいなと思ったら応援しよう!