秋葉真司というプレイヤー

昨日、僕のバスケ観戦歴で、大事件が起きた。

昨シーズン、渋谷サンロッカーズに所属していた選手が引退した。
その男は秋葉真司。
山形出身、バスケの名門能代高校から、明治大学。
そしてプロの選手としてアースフレンズ東京zに所属してから、B1の渋谷サンロッカーズへ。

僕はアスフレからの秋葉選手しか見ていない。山形での中学や能代、明治の時のプレイを知らない。
アスフレではアーリーエントリーから含めて2年半。僕がちゃんと語れるのはそこしかない。

されど二年半。秋葉選手は間違いなくプロフェッショナルなバスケ選手だった。アーリーエントリーの時は、学生ながらプロに飛び込みベンチから盛り上げ、ファンにも初々しく対応したのを覚えている。

1年目、Bリーグ初年度はルーキながらも20分以上のプレイタイムをもらい、持ち前の体を張ったディフェンスや、3pシュート。また試合外でもアスフレ初のシュートクリニックの講師になったりと、プロとして順調なスタートを切った。
もちろんファン対応も素晴らしく、秋葉選手を見たさに会場に来る人も数多くいた。

2年目、序盤からスタメンで活躍し、11月の金沢戦では4Qで逆転のスリーを決める。また、蒲田駅からアスフレホームである大田区総合までの途中に巨大な真司のアスフレ看板が作られたり、選手としてさらに飛躍することを間違いないと思っていた。


ここから先は、1ファンの主観的な気持ちを吐露するだけなので正確さには書けることを言います。

シーズン中盤から突如、試合に使われなくなりベンチから応援する姿を多く見ることになる。怪我もしていない、スランプにもなっていない。でも、使われない。ファンはやきもきするが、秋葉選手はベンチから全力で応援し、ファン対応もきっちりおこなう。「あざとい真司」なんてキャラができたのはこのぐらいだったかもしれない。
サイン会等の会話ができる時に、「秋葉選手のプレイが見たい」って本人伝えたファンはたくさんいたと思う。僕もその一人だ。
でも、今思うと一番プレイしたいと思っていたのは秋葉選手だろうし、それでもできない悔しさを、隠して笑顔で対応してくれていたんだと、今更ながら思う。

結果2年半でアスフレを離れ、その後一つのチームを経て(ここの話を書くと本当に悪口になるので)渋谷サンロッカーズへ、そこではプレイタイムは短かったけど、色々得るものは大きかったはず。民放でも姿を見れたし。

そして2019シーズン、秋葉選手は引退を表明し、三河のスクールコーチとして新しいキャリアをすすむことが発表された。
引退の気持ちをつづったインスタの投稿にはほろりとさせられるほど、気持ちが伝わってきた。
彼の人柄と、キャラクターと能力なら、これからコーチとして新たなステージで活躍することは間違いないと断言できる。

僕が観戦を初めて、デビューから引退まで応援させてもらった初めてが秋葉選手だったので、駄文ながら、思いのままに書かせてもらいました。
多分、一生わすれないんだろうと思っています。

秋葉選手、新たなステージでも頑張ってください!
アスフレファンはみんな真司が笑顔で頑張っていてくれることがなによりも嬉しいと思っています。


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