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21~22 東京羽田ヴィッキーズについて(選手編)

・はじめに。
この選手評価は自分の主観においての評価なので、異論反論は認めます。

・#5モニーク選手
体調が回復せずシーズン全休となりました。
どこからでも得点でき、リバウンドもとれる理想のSF像でした。
復帰を心待ちにしてましたが、残念ながら引退とのこと。
お疲れ様でした。

・#6星澤選手
スタッツ的には得点が伸び、オフェンスリバウンドが微減だった星澤選手。今シーズンはオフェンスではメンバーのスペースを作るため、インサイドに構えず、合わせのダイブかP&Rがメインのプレイとなり、オフェンスリバウンドに絡める機会が減ったことによる影響でしょう。
2pFG%はキャリア初の6割越え、トップからのスリーもチームオフェンスセットの一つになっており、自分が求められることを理解しつつプレイ幅が広がったシーズンだったと思います。

・#7秋元選手
チーム最年長としてきっちりと仕事をしていました。
スモールセンターですが、スクリーン、リバウンドなど着実にこなし、オフェンスでは安定したミドルで存在感が出ています。
ここ数年、チーム事情的に相手のセンターとマッチアップすることが多いためファールが増えプレイタイムが減っていますが、4番ポジションでプレイできれば、さらに活躍できると思います。
と書いていましたが、今シーズンで引退を発表、お疲れ様でした。


・#10軸丸選手
安定した成長を見せてくれています。
2年目とは思えない落ち着いたプレイでゲームメイクするかと思えば、相手を置き去るドライブや、苦しいときのスリーを決めてくれる。
ドライブ時の決め方のバリエーションを本橋選手から習得すれば、止められなくなりますね。
今後どこまで成長するのか期待しかない選手です。
ヴィッキーズに来てくれてありがとう。

・#12本橋選手
今年は調整のシーズンだったと思っています。
オリンピックのためにスクランブルで復帰したけど、元のキレを取り戻すにはもう少し時間がかかるようです。
オリンピックと同様ピンポイントでの起用でプレイタイムも短めでしたが、その中でもさすがというパス、シュートが見れました。
来年の完全復帰が楽しみで仕方ないです。

・#14樺島選手
アーリーエントリーで4試合、計20分とプレイタイムも短いですが、初出場で即得点とインパクトあるデビュー戦でした。
来シーズンも加入が決まり本橋選手、軸丸選手のお手本にどのように成長していくか楽しみな選手です。

・#17田代選手
チームとしての戦術になかなかフィットせずプレイタイムがもらえなかった印象です。サイズがありましたが、フィジカルで厳しい部分があったのかなと思います。
今シーズンで引退でしたが、アスフレアカデミーのコーチに就任。会場で見れるかもですね。お疲れ様でした。

・#20鷹のはし選手
ヴィッキーズのオフェンスの片翼を担う選手ですね。
今シーズンはミドルの安定感が増し、2pのFG%は48%でした。
元々得意であるキャッチからのリリースの早いスリーも健在。
昨シーズンより、負荷が低くなった分のびのびとプレイしていました。
萩原HCの戦術とも相性が良さそうなので、来シーズンはまた平均二桁得点に戻ってくるはず。

・#21尾崎選手
昨シーズンはオフェンスが停滞してショットクロックギリギリでドライブをするシーンが印象にありました。
しかし今シーズンは状況判断、球離れがよくなり結果、尾崎選手自身にも持ち味であるドライブが生きてきました。
スリーも打つようになってきており、来シーズンも方向性が合えば、一番伸びる選手だと思います。

・#23澁谷選手
イメージは生粋のシューターですね。
オフボール時に走り回り、空いたスペースでシュートを打つ。
昨シーズンよりハンドリングはよくなり、プレイタイムも増やしています。
ドライブで攻めれるようになると、さらにプレイタイムは増やせそう。クラッチタイムを任されるようになるのも期待です。

・#25津村選手
今シーズン一番伸びた選手。
もともとドライブに定評がありましたが、昨シーズンまではチーム方針と合わないのか、良いところが生かされていないイメージでした。
しかし今シーズン、PG起用もあり視野が広がったのではないでしょうか。トランジションの早いオフェンスではもちろんのこと、セットになってからもドライブが増え、結果としてディフェンスが下がりシュートにも余裕が出てきています。
プレッシャーがある状態のドライブでも決めることが多かったです。
来シーズンはPG兼任するのか、SG専念プレイするのかに楽しみなところです。

・#36小笠原選手
外でも中でも攻めれて、インサイドも守れる好選手。
今シーズンはプレイタイムが減り、得点もリバウンドも減少。
自分でオフェンス作るのが得意に見えたので、今季のチームオフェンスに噛み合わなかったのでしょうか。
今シーズンでチームを離れることになりましたがポテンシャルある選手なので、別のチームで活躍してくれるでしょう。

・#78粟津選手
プロ入りから短大へ、そして再度プロというあまり見ない経歴
身長もあり走れて、スリーも打てリバウンドも頑張れる。
デンソー時代に比べ、大幅にプレイタイムも伸ばしており、才能が開花しつつあるのでしょうか。
合わせとキャッチ&シュートがメインで2PのFG%はチームで3人しかいない5割越えと安定感もあります。
自分が打てる時でも躊躇してしまうところがありましたが、そこが改善すれば来シーズンは確実にスタッツ伸びると思います。

・#87奥田選手
個人的に毎年ブレイクを期待している選手です。
ディフェンスの貢献度は間違いなく、オフェンスに関して昨年までは着実に伸ばしてきていました。
後は安定感が出ればと思ったのですが、今シーズンは噛み合っていないシーンが多かったように見えます。
しかし、1on1でのディフェンス力はチーム随一なので、スリーの安定感が出れば、出番は自然と増えてくるはず。

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