漂流日記⑧ 誕生日編

 遂にこの時が来てしまった……そう、オッサンがまた一歩成熟する日!!誕生日です!!正確には二日前ですけど!!

 今年でめでたく三十八歳になりました。三十八ですよ三十八。アラフォーですって。アラフォーだったらアラフォーらしく落ち着いた文章の一つも書けってんですが、こんな年齢になってまで少年漫画の原作者を目指そうとするような奴に何言っても無駄です。

 三十八歳万歳!! おめでとうワイ!!

 ありがたいことに姉がいい肉を奢ってくれました。身内の優しさがあったけえ。来月はワイが奢るからサンキューね。

 ちなみに……竜ノ湖太郎が小説家を目指したのが十九歳だったかな?
 母が美容関係だったこともあり、自分も美容師を目指していたのですが、これがもう合わない合わない。逆天職にもほどがあった。パーマ巻くの本当に難しいんですよアレ。
 
 美容師の仕事を辞めてさて、何をしようかと迷ったときに、鞄の中にあったライトノベルに挟まっていたのが、新人賞の公募でした。
 
 忘れもしない、冬の橋の上での出来事。
 その公募を手に、人生で一回くらい本気で取り組んでみようと誓って動き出したのが十九歳でした。
 五年間は突っ走って、五年間で結果が出なければ、堅実な仕事をして生きていこうという前提で始めたのが、ラノベ作家の入り口でした。

 そこからはもう脇目も振らずに全力疾走。
 それまで小説もろくに読まなかった男がよくもまあ新人賞を通ったものだと、今でも驚いています。 

 ラノベ作家を目指して、ラノベ作家になって、その折り返しの年齢が三十八歳というわけですね。
 
 ……こうやって書きながら思ったのですが……十九年経っても同じように夢見て目指して書いてるなんて、我ながらどうかしてるな……!
 無謀と知りながら突っ走るの、やっぱり嫌いじゃないのだ。

 今も昔も〝斜に構えて全力疾走〟。
 座右の銘に偽りなしです。

 今は巡り巡ってジャンプ系列で書くこと目指してますが、今回は期限を設けません。もしかしたら五十歳になっても目指してるかもしれない。おお、愚か愚か。

 ちなみにその原作部門ですが一つ、あらすじ読んだだけで吹き出したのがありましてね。これはワイには書けねえあらすじだと感心したものです。悔しいから紹介しないけど!

 そんな感じで、作家業の折り返しである誕生日は過ぎていきました。
 note大賞も残すところ一か月を切りました。
 結果が出るまでのらりくらり待とうと思います。

 あと極東英雄奇譚をサポートしてくれた方、ありがとうです!
 気づくの遅くなってお返事書けなかったけど凄く感謝してます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?