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人見知りを少しだけ克服した話。

「いらっしゃいませ〜おはようございます!これCMで見たんですけど、美味しいですか?」
「甘くて美味しいですよ〜!薄いカフェラテみたいな感じです。」
「コーヒー苦手でも飲める感じなんですね、私も買ってみます!気をつけてね、いってらっしゃい」
「ありがとうございます、いってきます!」

今日、朝のセブンイレブンで話題のティーコーヒーを買ったときに店員のおばちゃんと会話した内容。なーんの変哲もない会話だけど、1年前まではこんな会話ができないくらい人見知りだった。正確に言えば、誰にでも人見知りするわけではなく、同年代の先輩、同い年や年下にはどんどんいけるし、めちゃくちゃ仲良くなれるし、友達も多い方だと思う。


ただ問題はちょっと年の離れた先輩や年上の大人たちがすごく苦手だった。物心ついた頃からずっと苦手で苦手意識を持っていたせいで大人たちと関わってこなかったから余計に苦手スパイラルに陥ってしまっていた。
だけど、社会に出てしまった以上、みんな年上は当たり前、仕事をする上でコミニケーション取れないなんて仕事ができるできない以前の問題でコミニケーションはとっていくしかない。みんな普通にできることかもしれないけれど、私にとってけっこう死活問題だった。


今までの私は、大人たちに話しかけてもらってもへらへら笑うだけだった気がする。否定されることにびびって自分の意見や考えてることも言わなかったし、思ってることとか何にも言わなかった。笑われて馬鹿にされたらどうしようとかちっぽけすぎるプライドが邪魔をして、どう思われるか不安で自分のことを開示するのがとにかく怖かった。自意識過剰すぎるけれど。こちらから発信しないのに向こうから何かアクションを起こしてくれるはずもない。


どうしたらいいんだろう。この1年間、考えた。学んだ。実践した。そこで私的に編み出した、コミニケーションのこつ。
自分のことをガンガン話す。成功した話より笑える失敗話を多めに。たとえば、ピアス両耳開けようとしてピアッサー1つにつき1個しか開けれないの知らなくて1個しか病院に持っていかなかったら片耳しか開けられないよと鼻で笑われた話。とか。あんまり面白くないけど上司に今日これ話したら笑ってくれた。(小声)


自分から話したらあれどうなったー?とか聞いてくれたりするし、ちっちゃい悩みでもこうすればいいんじゃない的アドバイスをいただけるからよき。


あんなに大人と話せなかったのに無事に話せるようになった。職場の人たちとの関係も上手くいってる。さっきおばあちゃんと電話して「最近ね、話せるようになったんよー」て言ったらすごいねぇってほめてくれた。昔の私を知ってるから成長したねぇって言ってくれた。



高校生の頃、あまりにも先生とか大人としゃべれなさすぎてこの先大丈夫かめちゃくちゃ不安に思ってめちゃくちゃ悩んでいたけど、あの頃の自分に言ってあげたい。大丈夫だよ、人って変われるみたいだよって。

#日記 #エッセイ #コミニケーション力
#人見知り

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