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つくりもの。

 赤ちゃんって偉大ですよね。完全に「純」。心に闇も嘘も穢れもない。非常に羨ましい。

 人間として、どう生きることが正解なのか。最近よく考えます。赤ちゃんの様に「純」を貫こうと足掻くべきか。それとも、「純」である事を諦め、「つくりもの」として開き直るべきか。

2択で聞かれれば、多くの人は「純」で居続ける事を理想と答えると予想します。

 でも結局、完全に「純」である事を貫く事なんて不可能なんですよね。成長する度に雑音は吸収してしまうんですから。それに、「純」を貫こうと意識している時点で、「つくりもの」なのではないか。

なんて事を最近考えていました。しかし最近やっと、僕の中で腑に落ちる考え方を見つけました。


僕の好きな、星野源さんの曲に「地獄でなぜ悪い」という曲があります。この曲の歌詞には「嘘で何が悪いか」「作り物だ世界は」という歌詞があります。

あ、嘘でもいいんだ。周りも皆、結局つくりものなんだ。自分を多少ならば、生きやすいように偽ってもいいじゃないか。

そう思えるよう になってからは少しだけ、気が楽になった様に思えます。自分に都合のいい、自分を楽にする考え方を見つける事の重要性に気付けました。他人に押し付けてはダメですが。


 でもよくよく考えると、みんなが良いとする理想も、「純」も、誰かが意図的に作り上げた「つくりもの」なのかも、、、

なんて考え始めたらキリが無くなってしまいました笑


まぁ、こんな嘘をつかなければ生きていけない地獄ですが、嘘ついてでも生きていくしかないですね。楽しい事もあたえられているので、まだまだ「楽しい地獄」です。


中学の頃から聴いてる曲だったのに、何故気付くのが今だったんだろう笑

数年越しに源さんに救われました。





 

 

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