ふりかえりファシリテーションの反省
ふりかえり概要
1年間くらいのプロジェクトのふりかえり。自分はプロジェクトに関わっていない。
今回はプロジェクトを終えてふりかえりをしたいという相談を受けて関わった。
タイムラインを行い情報を洗い出し、lean coffeeで深堀し、感謝で楽しく終わるという流れ。
ネガティブにふりかえって終わってしまった。どんなことがあったかを共有する場であれば成功だが、未来に活かす場としては失敗だったと思う。
あと、時間ぎりぎりになってしまい、わたわたして終わってしまった。
全体的に暗かったことに対する反省と対策
第一に、ヒアリングが不十分だった。どんなメンバーなのか、どういった雰囲気になりそうかは聞いておくべきだった。
第二に、場の設定のなまけ。lean coffeeの時間をたくさん確保するために、場の設定を行うワークを行わなかった。グランドルールの設定だけでもしておけば結果は変わっていただろう。
反省ではないが、感謝をlean coffeeの前に行うのもありだったかもしれない。
未来に活かす流れにならなかったことへの反省と対策
第一に、目的を視覚化していなかったこと。ふりかえりの目的を最初に説明しただけで、思い出してもらう手段を用意していなかった。
第二に、lean coffeeの議論を自由にしすぎてしまったこと。付箋にメモを取ってもらっていたが、「未来に活かせること(他の人に共有したい)」を貼るエリアを設けていたら、議論は自然と未来のための議論になったのではないか。
時間ぎりぎりになってしまったことへの反省と対策
第一に、ふりかえりのファシリテーションに慣れたという奢りで、細かい時間をメモしてなかったこと。奢らずなまけない。
第二に、深堀手段としてlean coffeeを選んだこと。今回は1年間のふりかえりということで話題が多く、相性が悪かったかもしれない。もしくは何か工夫をすべきだった。対策は思いついていない。
特定の人にしか話をふれなかったことの反省と対策
名前を間違えたらどうしようという躊躇があった。ふりかえりの最初にファシリテーターの準備運動のためにファシリテーターが全員と絡むワークを入れてみるのはありかもしれない。
対策まとめ
・どのような場になりそうか想像できるくらいヒアリングをする
・場の設定はなまけない
・目的は視覚化する
・lean coffeeで未来に活かせることエリアをつくる
・ファシリテーターの準備運動のためのワークを入れる
最後に
ふりかえってみると、前はやってたなーという対策が多かった。
ふりかえり設計のテンプレ作ろう。
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