糸のルーツを探る旅1
どうして糸曼荼羅に惹かれているんだろう。
この円の中に自分の思い描く色の糸を納めていく
作業がとても楽しい。
ある日知人のKさんにどうして糸曼荼羅が
いいと思うのか?と聞かれた。
ただ好きというだけではなく
好きの根本は何なのかを探ってごらんと。
いろんな事を考え、いろんな想定をして
時間をかけて考えた。
行き着いた先は....
私は糸が好きだったということ。
そして編むでも縫うでもなく
糸を主人公に作れるのは糸曼荼羅だ。
糸の表情を見極めながら掛けていくのが楽しい。
ただ「大好き」と思っていた。
非常に大雑把だった。
好きにはいろんな好きがあった。
なんで好き?どこがすき?
自分の事なのになにもわかってなくて、
びっくりだった。
心の底から楽しめるものがある私は幸せ者だ!
ところで糸っていつの時代から使われているのだろう?と思った。
縄文時代から服らしきものは着ている。
釣りもしてるだろうし
儀式とかで首飾りとかもつけてた。
糸がなければ出来ないことだ。
この頃は苧麻が使われていたらしい。
撚りはかかってたのかな?
疑問はまだまだ続く。