【基礎3】バイエル72番~79番
2020年5月に電子ピアノを購入し、38年ぶりに独学でピアノを基礎からやり直すことにした。
この続きの話。
70番台に入るとなかなか一筋縄ではいかなくなった。
練習期間(2020年7月1日~8月8日)
#がいっぱい73番
臨時記号による半音階のメロディがでてくる73番。
左手3連符の74番
楽譜は読めても指がスムーズに動かなかった。
特に両手4の指、5の指の弱さ、左手の動きの悪さ(反応の鈍さ)は致命的で3連符の動きに苦戦した。
独学の限界を感じた
1曲仕上げるのにより多くの反復練習と時間が必要になった。
子供の頃に指導された記憶や、Youtubeの解説動画を参考に試行錯誤した。
コツコツと練習を積み重ねても、ただ鍵盤を押しているだけの平坦でまったく音楽性を感じない演奏、上達を実感できなかった。
独学の限界を感じた時、ある言葉に出会った。
ごもっとも!その通り!!
さっそくピアノのレッスンについて調べた。
そして、オンラインではあったが素敵な先生に巡り合うことができた。
レッスン開始の79番
79番からN先生とレッスンを始めた。
楽譜に書かれた書き込みからも、しっかり指導されたことが伝わるだろう。
最初に言われたのは「脱力」。
子供の頃には聞いたことのない、私にとっては新しい概念だった。
単純に力を抜いて演奏するということではなく、自分の体を通してピアノの音を響かせるイメージ。
打鍵した後に手首が硬いと音の伝わりがストップしてしまうので、伸ばす音を弾いたら手首を柔らかく外側に回すように抜く。
また、余計な力が入った状態で演奏することは故障の原因にもなる。
腕をまっすぐだらりと下げた状態の手の形を基本として、そのフォームを心がけること、動きの悪かった4番、5番の指は関節の使い方や日々のストレッチなども指導を受けた。
この他にも拍子感、フレーズの閉じ方、強弱の付け方など基本的な演奏の仕方のアドバイスを受けた。