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#13 コンソレーション(なぐさめ)

恋人と別れ、悲しみが次第に溢れ出て感情が爆発。えんえんと恨み節を唱えた男のその後は?

この続きの話。


練習期間(2021年7月20日〜8月14日)



初見で弾いてみた

冒頭は右手1の指を保持したまま、4/5,3/4の指をレガートで内省的に弾く。

動かしにくい指でトリルのように入る音は、傷ついたか弱い心を表しているようだ。

Lusingando(媚びるように)は優しくあやす、なだめるようにに寄り添うの意味。

もしやこれは、別れた僕を「なぐさめ」てと要求しているのか??

楽譜を見ながらそんなことを考えながら弾いてみた。

この頃の私は、とにかくピティナの特集記事に感化され、「ブルグミュラー先生=失恋男」と悪態をつきながら、どんどん曲集を進めていくことに必死になっていた。

曲集を進める≠上達ではなかったのが悲しいが、曲のタイトルやイメージを膨らませながら音を作ること、曲を仕上げるのが面白かった。



母が怪我→入院

ピアノの練習記録に母親の怪我なんて何の関係が???とお思いでしょうが、それはオンラインレッスン中のことでした。

オンラインレッスン時は家族にピアノ部屋に入ってこないこと、声をかけないよう伝えてあります。

ところが、レッスン開始10分ほどで「○○(私の本名)、○○、お母さん怪我しちゃった!病院!病院!!」と叫ぶ声が。

なんと、鉢植えのメンテナンス中に転倒し、手を玄関ポーチの段差に打撃。

骨折したようでみるみる腫れ上がり、内出血をしているのか広くブス色になっており、素人目にもただならぬ状態。

先生には事情を説明して、その日のレッスンを終了していただき、急いで病院へ(車で1分、歩いて3分の整形外科が有名な総合病院)。

しっかり折れてまして、日を改めて手術になった。

あわよくばその日、この曲を合格もらえたら・・・と思っていたので、なぜこのタイミングなんだよーーーとがっくりしたことは内緒だ。


スペース

Twitterに「スペース」という機能ができた。

簡潔にいうとTwitter版のClubhouseのようなものだ。

私もホストになって練習配信をしてみた(下の録音は配信したものとは別)。

練習を誰かに聞かれている緊張感が味わえたり、あるいはピアノの手を止めて仲良くしていただいているフォロワーさんとピアノ話をしたりとても楽しい。

なぐさめの中間部の2声になるところ、左手のソソソのところで思いっきり4分音符が切れまくってたことに気がつく。

右手も切れてたけど、左手の方がもっと切れてる。

くーーー、難しい!

それでもなんとか合格をもらうことができた、よかった。

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