ピアノ部屋DIYと搬入の様子
どこに設置するか
ピアノは2階に設置したい、候補は3部屋(4畳半、7畳、9畳)ある。
現地事前調査では
4畳半は私的第一候補で現在「しげる」を置いている部屋、狭くて天井高さがない(240cm)ため反響音が大きく耳障りになるだろう、廊下幅と入口角度の関係で搬入困難のため却下。
7畳は私の寝室、床暖房のため断熱パネルを敷けば設置可能だが、積極的におすすめはしない、最終手段。
9畳は現在空き部屋、広さも十分でよく鳴るピアノなのでこれくらい広い方がよい。ピアノ本体を分解すれば道路に面した窓から直接クレーン搬入可能。
というわけで、9畳に設置することにした。
しかし、気になることが一つ。
この部屋を使っていた家族がヘビースモーカーだったため、部屋全体がかなり黄ばんでいる。
空き部屋になって約10年、定期的に掃除をしていても今だに雑巾にヤニ汚れがつくほどだ。
ピアノを置くならきれいにしたい。
築20年、ぼちぼち内装に手を入れたい時期でもある。
ピアノが予算よりもかなり安くすんだこともあり、思い切って搬入前にリフォームすることにした。
初心者にできるのか?
リフォームはDIYで行うことにした。
私のDIY歴は4畳半の部屋の壁紙張り替えと、キッチンカウンターを水性ウレタンニスで再塗装した程度である。
あとは「よめ子」「クメマリchannel」「ポレポレDIYチャンネル」のYouTubeを見ている。
つまり素人、完璧なDIY初心者、無謀な計画である。
リフォーム工程
天井は初心者かつ低身長、一人作業のため壁紙の張り替えは困難と判断し、塗装することにした。
壁は壁紙を張り替えた方が手間がかからず安く施工できるが、調湿機能に期待して漆喰を塗ることにした。
作業は次のような流れで進めた。
不用品を処分し、部屋を空にする
壁紙を剥がし(天井は残す)、照明、コンセント、カーテンレール等を外す
天井の清掃(可能な限りヤニを落とす)
壁の不陸調整(パテ&やすり)
ヤニ止めシーラー塗装(壁2回、天井3回)
天井、クローゼット、巾木を白く塗装
壁に漆喰を塗る(左官仕上げ)
照明、コンセント、カーテンレール等を元に戻す
納品日までの期間が短かったため、工程表を作成して管理した。
果たしてうまくできるのか?間に合うのか??
工事の様子
塗装等の大掛かりな作業は週末にしか稼働できなかったため1ヶ月程かかったが、実質の作業日数は1週間程度。
素人ゆえの細かいミスはもちろんある。
漆喰の左官仕上げは出隅ゴテを使ってもきれいに直角が出せなかったが、壁面はまずまずの仕上がり。
部屋の雰囲気もイメージ通りで、大満足のリフォームになった。
作業の様子は動画にまとめた。
ピアノ搬入の様子
設置した部屋の窓のサイズが小さいため、分解搬入となった。
私はYoutubeでいくつかの動画を見たことがあったが、楽器店の担当者の方はここまでの分解は初めて見たとのことだった。
(搬入できるように壁を壊して窓枠そのものを一旦取り外し、搬入後に再度付け直す工事をした例はあったらしい)
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