「儲かるよね」ってみなさんのイメージはどのくらいの規模ですか?
どーもビジネス仕掛人の近藤義雄です。
いきなり儲ける話か怪しいなと思われたかもしれません。
近藤がどんなことをしてきた人間か、簡単にまとめていますのでこちらをご覧ください。
この記事は儲かることについて言及していますが、お金だけでなく人間関係についても訴求しています。よろしければ最後までお読みください。
15分~30分ほどで読める内容と思います。
「儲かる」というイメージ、いくらですか?
様々な方とビジネスの話をしていると利益がでることを儲かると言われているように思いますが、儲かるとはどのくらいの金額の利益を指しているのでしょうか?
答えはみなさんマチマチです。
個人事業主の方ですと、月に50万円くらいあれば儲かるとイメージされる方もいます。最低金額で50万円くらいでしょうかね。
月に数百万円を稼げれば、儲かっているとイメージされている方も多いと感じます。
法人化されていても、1人企業であれば概ね同じくらいの金額です。
私は過去に平日は毎日50万円から200万円行かないくらいの売上を上げている時期がありました。
月商2500万円から3000万円くらいで、年商3億円ほどです。
このビジネスは何年も続けるのが難しいスキームだと感じていましたが、数年は年商で億を超えていました。
コンテンツビジネスでしたので粗利は70%でした。
集客、販売の仕組、アフターフォローがかみ合って成し遂げた金額です。
今やれるかと言えば、難しいと思っています。
70%の粗利で年商3億って、ちょっとした中堅企業の年間利益に近いんですよ。
でも、荒稼ぎだから続かないので、次を模索していました。
ドッグイヤーと言われていたIT業界で仕入れや在庫コストが調整しやすいコンテンツ販売は儲かりました。
ここで粗利益と強調しているのは、その粗利でさらに広告をかけたり設備を増やしたりすることができるので、利益確定前で動かせるお金をイメージしてのことです。
私の感覚では月商2000万円を超えて、粗利益で500万~800万残れば儲かっているなと感じます。
広告やスタッフを増やすことでさらに売上を増やす体制作りに費やしたり、スタッフ満足度を上げるために福利厚生に費用を投じたりできます。
このように人によって儲かっていると感じる金額はマチマチです。
儲かるよねと言われたらまず疑問を感じる
儲けと感じるのは人それぞれなので、儲かるよと言われたら自分に疑問を投げかけるようにしています。
なぜ自分?
それは他人に100万、200万では儲けてないと言っても理解されないことが多いからです。
だって、100万、200万で儲かったと思うのでしょう?
私ならその100万、200万は次の広告などの経費ですぐ消えるなと感じてしまいます。
ゴーイングコンサーン・・・継続企業の前提ですが、継続をすることを考えていないと100万儲かれば嬉しいと安直に考えているのだと思う節があります。
一時儲かっても、それで生活レベルを上げてしまうと想定収益が上がらなくなった時に困窮します。
下手に出ていく経費が多くなっているので、赤字に転落してしまうこともあります。
継続していくなら、もう少し事業規模を大きくしてそれにかかる経費を想定して、幾らの売上がないと継続できないなと考える癖をつけないとちょっとした儲け話にホイホイと乗ってしまうようになるかもしれません。
現に、儲かるからと話を進めてくる人で、事業を長く継続して利益をしっかり取ってた人と言う人はほぼいません。
むしろ事業を継続してきた人が儲かるというと、しっかり何年も事業が続くのか、その時の流れで通常経営して得られる利益の5年、10年分が一気に稼げるかといった話がほとんどです。
私もそれに乗って、儲けられました。
儲け話の見分け方
儲け話を持ってきた人がどういう未来を描いているのか、そして事業計画まで作らなくてもおおよそのキャッシュフロー計算ができているのか、これを持って私は判断しています。
もちろん、話を持ってきた人が信用できることが前提ですよ。
また、儲け話は投下資本が必要になることがほとんどです。
投下資本がない場合、人より動くのか、時間をかけて徐々に軌道に乗せるのかの2択だと思います。
投下資本については何も自分がすべて出さなくても良いです。
投資家が付くならそれもありです。
投資契約において双方が納得できる内容であれば、儲け話を進められます。
マルチ商法・ネットワークビジネス・その他一発屋的なビジネスについて
今に限らず数十年ほどネットワークビジネスの話は舞い込みます。
もうお腹いっぱいと思っても私なら有望な人を知っていそうだからとか、
私を取り込めば成功しそうだからとか
大半は自分が儲かるから話を持ってきます。
で、私は儲かるの尺度が違うなぁといつも思います。
月収数十万を稼げれば良い人には、効率的なビジネスモデルかなとも思いますよ。
インフラなど投下資本は要らないし、契約書など書類回りを自分で一から作らなくて良いし、メリットが大きいです。
しかし、私には自身が儲かって満足している未来を想像できません。
一発屋的なビジネスもそうですが、儲けが多いとつい財布のひもが緩くなりがちで、余分な経費をかけることがあります。それが毎月支払うサブスクになると、儲け時が過ぎたら終わりです。
ネットワークビジネスでは、トップリーダーの年収が1億円になる人もいます。さすがに儲かっていると思いますよ。でも自分が目指したいところかというと違うと感じます。
その違和感の正体は、周囲にいる人です。
周囲に残った人がどんな人になるのかネットワークビジネスでの成功者と呼ばれる人を見ればわかります。
成功者ご本人はそれなりに人柄も良いことが多く交換を持てる人が多いと思います。
成功を目指している人は、どうでしょうか。。。
さらにそこそこの業績を上げてる人はどうでしょうか?
人柄を見る限り、私のタイプではありません。
一言で表すとテイカーが多いです。
嘘吐きタイプもいます。
すべての人がそういう訳ではありませんが、
中間のリーダー層は「こんな人がリーダーをしているのか!?」と思うことが多いです。
一発屋的なビジネスをしている人もブローカー気質で人を利用して、こちらに利益をもたらさない人が圧倒的に多いと思います。
私はネットワークビジネスはマーケティングの1つであり、否定することはないのですが、人を見て否定することはあります。
ネットワークビジネスを嫌う人は多くいます。
恐らくは、この人間性について違和感を覚えているのではないでしょうか。
それを助長するように、ネットワークビジネスを提供する企業の姿勢も問題があるところが散見しています。
いくら稼げても周囲にいる人が心地よくないと、つまらないものですし、
つまらないお金の使い方も増えて残らないのではないかと感じます。