私の死ぬまで日記 12日目
今日はたくさん複雑な感情を抱いた一日だった。
久しぶりに過食嘔吐もしなかったし午前中に起床した。傍から見たらとても完璧な一日を過した。だが私はずっと複雑な気持ちだった。
こうやって頑張れるのも頑張るための何か目標があるからできるわけであり、その目標が近々無くなるかもしれないと思ったら怖くて怖くてしょうがなかった。
また自分が今日頑張ったことによりそれが報われなかった時が怖いと思った。しかも9割5分の確率で報われないと自覚しているから尚更怖かった。でも何もしないよりはマシだと思えた自分を褒めてあげたい。
まだ直接会ったことはないがとても私と似ていて同じような境遇になりがちな友人とLINEで話した。以前一度その友人が悩んでいた時に話を聞いてあげることしか出来なかったが話を聞いたことがある子だった。何故自分のことをこんなに気使ってくれて優しくしてくれて肯定してくれるのか分からなかった。自分は自分のことを肯定できないから。背景に何があったとしても肯定されてはいけないことをしたから。友人の言葉が暖かすぎて涙が出た。
会ったことすらない人にこんなに優しく話を聞いてくれて肯定してくれる人がいると知って本当に驚いた。とても憧れた。自分もそんな器の広さや心の広さや感受性があったら少しは生きる価値が見いだせるのではないかな、と思った。
明日で最後かもしれないおそらく最後だと思うととても怖い。明後日以降私はこれ以上崩れてしまうのだろうか。だとしたら何故生きる。人に優しくできる人になりたい。人に優しく出来たら自分の居場所を見つけられると思う。自分の存在価値も見いだせると思う。
人に優しくできるほどの余裕が無い自分はとにかく余裕を作ることに専念すべきだと思う。何故毎回自ら進んでイバラの道を歩もうとするのか分からない。自分のことを大切に出来ない人は他人のことも大切にできないのはそうだと思う。自分のことを大切にしたい。死にたいって思いたくない。許して許して許してあげてそこから他人のことも大切にできる優しい人間になりたい。
なれるのだろうか。分からない。おやすみ。