新型コロナのタイミングと移住(転勤)が重なった話
#みんなの移住 国内移住・海外移住 Advent Calendar 2020 の記事になります。新型コロナ流行のタイミングと移住(転勤)のタイミングが重なり、その後どうなったのかという話を書きたいと思います。
背景
まず、自分のこれまでの背景ですが、生まれは茨城県で中学校までは茨城県内で過ごしていました。高校は隣の栃木県、大学は秋田県、新卒でIT業界へ就職して研修期間中は大阪、その後は東京で3年ほど仕事をしていました。東京では1年ほど都内住まいをし、2年ほどは千葉から通勤していました。
仕事で3年経つちょっと前に京都へ異動の希望が通り、今では滋賀県で過ごしています。新型コロナが流行する前は毎日京都へ通勤することを想像していたのですが、自分の異動と新型コロナの流行時期が重なり、滋賀県に来てからはほぼリモートワークで仕事をしています。
東京から離れることについて
最初に東京から出ることについてどう考えていたのかをお話しすると、自分自身が飽きっぽい性格なのもあり、どこかに定住するというのが今のところは性に合わないです。(もう少し時が経てばこの考えは変わるかもしれません。)また、いろいろな県を転々としていたこともあり、3年経つぐらいに「東京はもういいかな。」ぐらいの気持ちも生まれていたので、東京から出ることに気持ち的な抵抗はなかったです。
移住先の生活は?
次に移住先の滋賀県での生活は新型コロナで生活様式が変わったこともあり、仕事はリモートワークで外出する機会がとても少なくなりました。これだけを聞くと「異動・移住した意味あるのか?」と疑問をもたれると思います。
個人的には移住してよかったなと思っています。その理由としては休日のリフレッシュの仕方に幅が広がったことです。東京や千葉に住んでいた頃はショッピングやイベント、最新のエンターテイメントなどが周りに多数あるのでよく足を運んでいました。しかし、観光となると電車では行きづらいものが多く、自然や文化などに触れ合う機会がとても少なかったです。これは主観ですが、ショッピング等もリフレッシュにはなるのですが、完全なリフレッシュというよりかは心のモヤモヤを一瞬だけ忘れているような状態でした。
しかし、滋賀県に来てからは京都や奈良、滋賀県内への観光で神社やお寺などに訪れることができるようになりました。(まだ新型コロナが流行しているのでそこまで多くは訪れることはしていないです)その結果、ちょっと心がモヤモヤしている時は近くの神社やお寺を訪れることで心を落ち着かせることができるようになりました。なんとなく、心が洗われる感覚があるので、モヤモヤが残らない感じがするのがとても良いです。ショッピングや最新のエンターテインメントに関しては流石に東京には敵わないですが、京都や大阪にもないわけではないのでそこまで困るとは思っていません。また、新型コロナで生活様式が変わったことでショッピングはオンラインでできるものも増えつつあり、今後困ることはないのかなと思います。
仕事の面では IT 業界というのもあり、とりあえず PC とインターネットにつながりさえすれば、どこでも仕事は可能だと思っていました。また、新型コロナでリモートでの打ち合わせなどが浸透しつつあるのもあり、異動・移住したからといって今のところ仕事がしづらくなったと感じることもありません。
まとめ
生活拠点を変えるというのは費用だけでなく、その土地の下調べなどの準備の他に自分にその土地が合うのかなど不安があると思います。その結果、ハードルが高いのは否定できません。ただ、準備した分だけの価値は返ってくるものだと自分は思います。自分の例で言えば、リフレッシュの仕方の幅が増えたことにより生活の質が上がったことになります。気持ちの面で言えば、その人の性格などにもよるので一概には言えませんが、特に不安なことは考えないのが良いのかなと思います。というのも先のことはわかりません。また、「住めば都」という言葉があるように、結局は住んでいくうちに慣れてしまい、特に不安でなくなるのかなと自分は思います。
最後にたまたま移住と新型コロナのタイミングが重なったことで、想像していた生活とはちょっと異なるものになっていますが、移住したからといってデメリットにはなっていません。自分の場合は新型コロナがあってもなくとも、移住はメリットだったと思います。新型コロナが収束した際にはもっと多くのところへ足を運びたいと思います。
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