ベチャベチャチャーハン⁉️回避への挑戦
PUC23の@というものです。
本記事はPUC 裏 Advent Calender 5日目の記事になっております。
昨日の記事はこちら
運指の自由度が高い音ゲーは大好物なので今度やります
注意事項
ゴママヨってなんだ?という状態の方々は本記事を普通のチャーハン記事として読むか本記事を読む前に以下の記事をお読みください。大体わかります。
前置き
突然ですが皆さんチャーハンは好きですか?
材料も簡単に揃い、調理時間もそんなにかからず、安く作れる。
一生音ゲーに金を突っ込み続ける音ゲーマー達にとってはうってつけのお料理となっております。しかし、そんな素晴らしき料理チャーハンにも一つ重要な欠点が存在しています。
それは少しでもミスをすると仕上がりがベチャベチャになってしまうという点です。
愚か!無知蒙昧!!
ベチャベチャな仕上がりは食感を悪くしますし、なんかチャーハンという存在自体に負けた気がします。
何よりベチャベチャチャーハン⁉️とかほざかれてしまう可能性が高いです。むかつきますね。ゴマ指摘されるとなんか負けた気がします。また、重篤なゴママヨ患者の方々はチャーハンを食べている間もベチャベチャチャーハン⁉️が頭の中でぐるぐる回り続け正常に食事を楽しむことができなくなってしまう可能性があります。これではいけません。
というわけでチャーハンがベチャベチャになってしまうことを回避していきたいと思います。
調理手順
材料は以下の通りです
キャベツ 1/8
米 1合
チャーシュー 適当
卵 3個 別に2個でもいい
ネギ 1/2
塩 こしょう 醤油 適当
手順は以下の通りです
1.米を炊く
真にベチャベチャチャーハン⁉️を回避したいのならここがまず最難所です。
炊飯器に入れる水の量をミスるだけでそもそも米がべちゃべちゃになり死にます。水は気持ち少なめに入れましょう。
2.具材を切る
キャベツ、ネギ、チャーシューを適当に切ります。
ついでに卵も溶いておきます。
3.2の具材を炒める
油引いて適当に炒めます。気分で塩こしょうをしましょう。
キャベツから水が出てベチャつく可能性があるので結構しっかり炒めましょう。
4.溶き卵投入
半々熟くらいになるまで菜箸でいじくり回します
5.ENDYMIONを流す(任意)
リズムに乗れ!!!
ちなみにこの曲を流しながらチャーハンを作ってうまくいったことない。
6.米投入、混ぜながら塩こしょう醤油を入れ強火で炒める
全体が均一混ざることを意識しながら炒めましょう。
7.盛り付けて完成
これでベチャベチャチャーハン⁉️の回避は可能でしょう。
しかし、理屈だけで語れないことが多いのは世の常です。
なので…
作る
米を炊きます
材料を切ります
炒めます
その後、溶き卵を投入、菜箸で半半熟ぐらいになるまでいじくり回す。
ここまでは非常に順調だった。
すかさずENDYMIONを再生する。
神々しいイントロがバックで流れる中、米を投入。
馬鹿でかいENDYMIONのデーーーーーーーーーーンの音とともに炒めの作業に入る。しかしここで問題が生じる。
卵にアホほど火が通ってなかったのだ。
なんてこった。
このままでは1合の具入り卵かけ混ぜご飯とかいう化け物が誕生してしまう。頭を抱える僕をあざ笑うかのようにENDYMIONのデデッデデッデーデーパートが流れていく。時間は刻一刻と流れていっているのだ。ことベチャベチャチャーハン⁉️を回避するには0.1秒たりとも無駄にしない判断力が求められる。僕はもはや読んで字のごとく無用の長物と化した菜箸を放り投げお玉を手にし一心不乱に具入り卵かけご飯をフライパンに押しつけた。ENDYMIONのせいで手つきが乱雑になり吹っ飛んでいくキャベツたち。しかし、卵には火が通っていく。チャーハンになりつつあった。そうこうしている間にENDYMIONはラスサビへ近づき徐々に盛り上がっていく。こうなるともう正気を保っていられる人間なぞ存在するはずはない。チャーハンを作っているという事実とENDYMIONが人間の脳に与える高揚感は計り知れない。何を思ったのか知らないが気づけば僕は一心不乱に米と具材を炒めながらフライパンを振っていた。
フライパンの振りによって与えられる力は1人暮らし用のフライパンからチャーハンを自由にするには十分すぎた。
フライパンを振る、チャーハンが吹っ飛ぶ。
フライパンを振る、チャーハンが吹っ飛ぶ。
フライパンを振る、チャーハンが吹っ飛ぶ。
何度か繰り返した後、ENDYMIONの曲の終わりとともに僕は正気を取り戻した――――
醤油入れるか…
一種の賢者タイムのような焦燥感に駆られながらも、塩こしょう醤油で適当に味を調えついに完成した。
完成と実食
できました!
例の卵半々生どころかほぼ生事件のおかげで卵はみっともないくらい散り散りになり、そこに高校の写真部で最も写真が下手だった腕前も相まってむちゃくちゃまずそうな写真が撮れました。びっくり。
記事を書いている時点の僕からしても全く食欲をそそられないです。
ゴマ回避に躍起になるあまり大切なものを2~3個ほど見失っていそうなのがこの写真からもよく伝わってきますね。
まぁいくらまずそうでも食ってみないとわからないよね。
ついでに今回の目的はゴマ回避であってうまそうなものをつくるではないもんね。
というわけで食べましょう!
…
……
………….
すごい!チャーハンの味がする!
うまい!
見た目こそ最悪ですが食ってみると意外とおいしかったですね。食レポはできないので割愛します。
ちなみにゴマ回避の方は…
米だけは完璧に炊けていたので若干ダマになっていたところはあったけどベチャベチャ感は全くなかったです。
完全に僕の勝ちです。
戦いを終えて
いかがでしたか?
このように工夫に工夫を重ねることでベチャベチャチャーハン⁉️を回避し、ゴママヨに脳を乗っ取られている皆さんでもおいしく食べられるチャーハンを作ることができました!
ちなみにコンロ周りは本当に悲惨なことになってかなり後悔したのでENDYMIONを流しながらフライパンを振るのはやめた方がよいかもしれませんね。
本当にENDYMIONを流しながらフライパンを振りたい人は分量を3/4位にするかデカフライパンを使うのがよいと思います。そもそも米入れすぎた感はある
では、皆さんも本記事を参考に是非ゴマ飯を回避して素敵なチャーハンライフを送っちゃいましょう!!