思い描く
好きな空間を思い描く
それは静かな古い家の
ひんやりとした暗い色の木の廊下
東の窓から大きな西の窓に
ゆるく流れる爽やかな風
趣のある街並みは
観光を楽しむ人々の笑顔でいっぱい
美術館のカフェで
ひとり静かに飲むカフェラテ
街から少し離れると
どこまでも続く平らな畑が広がって
緑と青と網の目のような道が広がる
そこの空気はどんなだろう
風が吹いて髪がなびき
陽の光のありがたさを感じるだろう
冬は白の世界
吐く息は煙のようにもくもくと
きっと鼻先が赤くなってキーンってする
どんなだったか忘れてしまった冬の日常
何重にも厚着をしてモコモコになって
キラキラのその景色を楽しんでみよう
その場所で見るもの、感じるもの
新しいことに出会うこと
新しい人に出会うこと
思い出すこと 再確認すること
意外と半分半分な気持ち
ドキドキするような感覚
まだもう少し先の未来を思い描く
サポートしていただいたら、とても喜びます♡