見出し画像

すぐに結果を求めない方が良い理由

みなさんこんにちは。いまむーです。

仕事をするうえで、
「早く結果を出したい!」と思うのは自然なことですよね。

早く組織の一員として評価されたい。
成功体験をもとに自信をつけたい。
早く出世したい。

理由は様々だと思いますが、
特に新入社員や若手社員であれば、なおさらこのようなことを強く感じるのではないかと思います。
結果を出すことは社会人にとって重要なミッションの一つでもありますし、ごくごく自然で、なおかつ必要な感覚だと思います。

私自身も、すぐに結果を出したいと思う一人ですが、
あまりにも結果を早く求めすぎてしまうと、上手くいかない事が多いです。

なかなか結果が出ないことで、これを続けていても大丈夫なんだろうか?と不安になり、中途半端なまま継続することをやめてしまったり
小手先の技術だけでなんとか乗り切って何とか結果を出しても、次につながる学びが得られなかったり
上手くいかない事の多くは、後になってみないとわからない事がほとんどです。

高校1年生に高校3年生の問題は解けない

そもそも、結果がすぐに出ないのは当たり前なのだと思います。

高校1年生に高校3年生の問題を解いてみろと言っても、問題の解き方であったり、どんな問題が出るのかも知らないわけですから、なかなか難しいと思います。
それでも、どんな問題が出るのか一度経験し、学習しておけば、
最初は点数が取れなくても、次第に点数が取れるようになると思います。

仕事もこれと似ていると私は思っていて、
・自身が直面している問題や、その解き方
・自身は将来的にどのような問題を解けるようになりたいのか
これらの認識や理解があいまいなうちは、結果も出せないのが当たり前だと思います。

仕事では、職種や役職、役割に応じて、業務遂行に必要な知識や技術があります。これをスキルセットといいます。
当然ですが、仕事の経験が浅いうちはスキルセットが圧倒的に足りません。

通常、仕事を通じて失敗や成功を積み重ねたり、学習によってスキルセットを身に着けていきます。
先輩などがその問題を解くところを見て学んだり、問題を理解して解き方は自身で学んだり、その積み重ねによって本質的な能力が身につきます。

早く結果が欲しい、早く問題を解きたいがあまり
答えを聞きに行ってしまうと、スキルセットは身につかず次につながりませんし、数回問題が上手く解けなかったくらいで諦めてしまっては、せっかく身につきかけていたスキルセットも活かせなくなってしまいます。

焦って結果を求める必要なんてない

通常、仕事には先生なんておらず、そこにいるのは学年の違う生徒しかいません。なので、組織に1年生ばかり増えてしまっても、パフォーマンスがでなくなってしまいます。

そのため、経験が浅いうちに求められているのは、しっかりと経験と学習を積み重ねて、本質的なスキルセットを身に着けていくことが重要です。
それが組織が本当に求めている成果であり、最大限の貢献でもあります。

そうして経験をしっかり積んでいくことで、おのずと結果を出せるようになりますし、
出来る限り、自身が2年生や3年生になったときに、1年生の成長をサポートする立場に回れると、
どんどんとパフォーマンスを出せる、結果を出せる組織に成長していくと思います。

以上です。ご一読ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?