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「とにかく精子をかけたい」と満員電車内で射精【裁判傍聴記】強制わいせつ 中曽根佳依

みなさんおはようございます。
本日は、令和2年2月4日(火)に東京地裁で行われた裁判のまとめの続きになります。
ブレーキを踏もうとしたが、間違ってアクセルを踏んでしまい死亡させてしまった過失運転致死や、
JR埼京線の満員電車内で射精した強制わいせつ、
59歳の女性に後ろから抱き着き、胸を揉み逃走した強制わいせつ、
の裁判がありました。


722号法廷 新件
13:30~15:00
罪名 過失運転致死
東京地裁刑事3部
被告人 ●●○○
裁判官 長池健司
検察官 中曽根佳依

被告人は保釈中
 
今日の中曽根佳依検事は、ダークグレーのスーツに下はタイトスカート、ジャケットの下はリボンが付いたベージュ色のシャツ
 
罪状認否 「間違いありません。」 (罪を認める自白事件)
 
事件について
スーパーに買い物に行く途中に、東京都江戸川区松江の路上で、青信号を右折発進し、お好み焼き屋に気をとられ、ブレーキを踏もうとしたが間違ってアクセルを踏んでしまい、15km程度の速度でドンッと被害者を転倒させ、左後ろ後輪で轢いてしまった。
運転免許取り消し処分を受ける。
 
情状証人として弟が出廷


532号法廷 新件
14:30~15:30
罪名 強制わいせつ 器物損壊
東京地裁刑事1部
被告人 ●●○○
裁判官 石田寿一

被告人は保釈中
 
罪状認否 「間違いありません。」 (罪を認める自白事件)
 
事件について
JR埼京線の板橋駅~新宿駅間を走行中、
アダルト動画を見て「とにかく相手に精子をかけたい」と思い、被害女性の後ろに立ち、股間を押し付け、陰茎をズボンから出し腰を振り射精し、精液をジャンパーに付着させる。
板橋駅の乗車率(混雑率)は200%だった。
仕事や家庭が上手くいっておらずストレスが溜まっていた。
ジャンパーは時価3000円相当で友人から貰った物。
 
被告人について
学歴は高卒、高校卒業後は居酒屋でアルバイトをする。
同種前歴が1件ある。離婚歴がある。
現在の職業は自営業、配送ドライバーで、現在は実家に居住している。
被告人の腕には上司から暴力を受けたあざがある。
上司からは「死ね。いらない」などとパワハラを受けた。
 
情状証人として、元妻と会社員の父親が出廷
元妻とは今回の事件が原因で去年の12月に離婚した。
元妻との間に5歳の子供がいる。
現在は、週2回のペースで被告人と元妻と子供の3人で会っている。
 
お金がなく示談はできていない。
 
求刑 懲役2年
次回 判決 2月12日 16:15~


818号法廷 新件
15:30~16:30
罪名 強制わいせつ 強制わいせつ未遂
東京地裁刑事7部
被告人 ●●○○
裁判官 結城真一郎
 
罪状認否 「間違いありません。」 (罪を認める自白事件)
 
被告人について
職業は無職
前歴あり、窃盗の前科3犯
 
事件について
被害女性(59歳)に後ろから抱き着き、胸を揉み鷲掴みをし、悲鳴を上げられたため逃走する。
 
追起訴されたばかりで、追起訴分は今日は審議できない。
 
次回 2月21日(金) 9:50~10:30 815号法廷

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裁判傍聴日記
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