アッテミー活動参加楽天社員インタビュー①
こんにちは。アッテミーです。
今回は、12月までアッテミーと協働を行っている楽天社員の方にインタビューを行いました。第一弾のインタビューは、バリバリ活躍する若手新卒社員Tomoyaさんです!
ー簡単に自己紹介をお願いします!
2019年入社のエンジニアです。受注管理や決済管理のサービス開発・運用を行っています。最近は山登りにハマっています。
ーありがとうございます。では最初に、RSA(※Rakuten Social Accelerator)参加にあたり、様々な企業がある中でアッテミーに興味を持ったきっかけを教えてください。
最初は私の先輩に誘われて、RSAの説明会に参加しました。その際に、元々課題意識を持っていた、教育キャリア・地方の高校生の進路選択に関わる社会問題を解決しようとしているアッテミーさんに共感しました。
ー地方の学生の進路選択に対する課題とは、具体的にどのようなことを感じていましたか?
出身が岐阜なのですが、岐阜に住んでいた頃は塾講師のアルバイトをしていました。塾で進路選択をする高校生の様子を見ていると、「とりあえず大学進学を」「親が大学進学を進めるから」といった、自身での決断では無いような理由で進路を決断している生徒さんが多かったように思います。個人差はもちろんありますが、都内に住んでいる高校生と比較すると様々な選択をしている大人と関わる機会が少なく、色々な選択肢を知らないまま決断を迫られるので、選択することができないという状況になっているのではないかと思っています。なので、もっと様々な選択肢、情報を知る機会が地方は都内よりも必要なのではないかと感じています。
ー個人差はあれど、住む場所によって情報格差が起きている問題は大きそうですね。元々教育問題に対して関心があったようですが、塾講師以外に高校生との接点はありましたか?
現在私の弟が高校2年生になります。弟の様子を間近で見ていて感じることもあります。
例えば、高校進学を決める際に専門性の高い高校に進学するとしても、その分野を学びたいからではなく、自分の学力と比較して行けるところに進学します。つまり、高校を卒業した後の進路についてはまったく考えていません。そんな彼らが、途中で学びたいことが見つかり、大学進学を希望しても、進学した専門性の高い高校に大学受験に関する情報はなく、どのように情報を得ればいいのかわからなくなります。自力で大学進学を頑張ろうとするのは思ったより難しいんです。
ー高校での学習だけじゃ足りない、高校では必要充分な情報が得られない状況で、自力で大学進学を頑張るのは相当大変ですね。高卒就職に関してはどのようなイメージをお持ちですか?
私は大学に行かなくても出来ることは沢山あると思っています。目的無く大学に行くよりも、少し早く社会に出た方が得られることが多い可能性もあるのではないでしょうか。
ただ、今後アッテミーを通して高卒就職が広がっていったとしても、高卒就職だと大卒生と比較して仕事内容が制限されていては、そもそもの問題が変わらない気がしています。就職後の環境も学歴ではなく、個人の実力で判断されるよう徐々に変化していったらいいですね。
ーありがとうございます!現在アッテミーと協働をされていますが、どのようなことをしているのですか?
高校生と企業のマッチングサービスを数名で開発中です。高校生が気になる企業のインターンシップに参加出来たり、興味のある分野から職種や企業を探せるようなものにしたいと思っています。
ー実現したらとても便利そうですね!協働を経て今後期待する展望はどのようなものでしょうか。
サービスを作っても知られなければ状況は変わりません。高校生と最も近い接点がある高校の先生にまずは知ってもらい、学生の目に留まるようになっていってほしいです。
ーでは最後にメッセージを!
学歴に関係なく、チャンスをもっと大人は与えてほしいです。学生のやる気を後押しする社会になっていったら良いなと思ってます!
ーインタビューにお付き合いいただき、ありがとうございました!
※Rakuten Social Accelerator…社会課題の解決に取り組む団体と楽天社員がプロジェクトチームを組成し、テクノロジーを活用した社会課題解決に取り組む活動。
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