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情報の偏りによって生じ得るイメージ。



TVやネット等でよく目にする、「地方へ移住して成功した人」。それは、馴染みのない土地に来て、地元の人々とコミュニケーションをとれて、仕事も自分で興して、マスコミの取材も難なくこなす「スーパーマン」だと思う。
そんな方を移住の広告塔として使うのは、「移住を考えてる普通の人」にとっては参考というよりも、ハードルを上げる要因になっている。

普通の人が考える移住とは、「そこに仕事ができる会社があって、毎日の買い物が出来て、学校があって、病院があって…」といった「日常がちゃんと過ごせるか」というところを前提にしないといけない。
当たり前のことだけど、こうした実生活のことをきちんと伝えずに美辞麗句に偏った情報だけで地方移住促進を掲げても、移住を真剣に考える人には届かないだろう。

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こばやし たけし
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