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選手、指導者をやっているから理解できること、練習を途中で止めるフリーズには気をつけろ!
こんにちは、Atsuyaです。
先日以下のようなブログを書きました。
その中で、
なのでGKコーチは改善すべき点が多くあるからといってプレーを止める、すなわちフリーズをかけて選手に説明する回数は可能な限り少ない方が良いでしょう。自分自身もプレイヤーとして行なっているのでなんとなくわかりますが、指導者に練習をストップさせられて説明されるというのは、嫌な時もあります。
ということを書きました。
この記事にも書きましたが僕は、選手としてゴールキーパーをプレーし、指導者としてGKコーチをしています。
今日は選手目線と指導者目線でテーマを掘り下げていきたいと思います。
指導者をやっていると「ここぞ!」というタイミングでフリーズをかけるのが正義
指導者はとにかく自分の持っている知識を話したい人は多いと思います。
僕もそのうちの1人なのであまり人のことは言えませんが。
GKコーチをやっていても「もっとこうした方がいいんじゃないか?」的なことを言ってしまうことがあります。
もちろん言い方やどのタイミングで伝えるかは考慮していますが。
そして選手たちのプレーで改善すべき点があれば、プレーを止めてでも「なぜその現象が起こったのか?」を説明し、改善方法をコーチングします。
指導者講習会などでも、起きているプレー中にフリーズをかけて現象を説明し、デモンストレーションを見せてもう一度プレーを再開させるという一連の流れが評価の対象になります。
選手にとって「プレーを止められる」こと自体がストレス
指導者はここぞ!と言うタイミングを狙ってフリーズをかけることを意識する人もいます。
しかし選手からしたら、どんなにひどいミスをしたからといってサッカーのプレー中に止められることはストレスでしかありません。
もちろん指導者の仕事は選手たちのプレーを上達をさせることです。
なので選手から好かれる必要はないと思いますが、プレーを止めること自体がストレスになるということを意識する必要があります。
特にゲーム中に途中で止められるとかなりストレスになる人もいます。
さらに、フリーズをかけたにもかかわらず声が聞こえないなど、「止めたのにもかかわらず、全くコーチングの意味がない状況」になった場合は選手はストレスが溜まります。
なので僕自身も気をつけなければいけないことですがフリーズをするときは覚悟を持ってやりたいと思っています。
個人的にベストのタイミングは?
個人的に選手に何かを伝えるためのベストのタイミングは、フリーマン変更したり、チームを入れ替える状況の時です。
ある一定の時間ポゼッションを行ったとします。
その時にフリーマンがいますよね。
大体3分間ポゼッションのトレーニングを行い、1分間レストを入れることを何回か繰り返します。
個人的にはレストのタイミングで何かコーチングすることが良いと思います。
例えば、
指導者「さっきこのような状況があったよね?その時どういうプレーした??」
選手「〇〇(プレーの詳細)」
指導者「ほかに選択肢はあった?」
選手「〇〇のような選択肢もありました!」
指導者「もう一回同じことやるから、選択肢を増やしながらプレーしてみて!」
このようにレスト中にこのような会話をすることで選手は休むこともできますしプレーについて振り返り考えることもできます。
また指導者にとっても良い面があります。
それは試合中に指導者がゲームを止めることができません。
なので、そういう面では、レスト中、すなわちハーフタイムや飲水時間を利用して選手にコーチングする技術が身に付くでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、選手、指導者をやっているから理解できること、練習を途中で止めるフリーズには気をつけろ!というテーマでnoteを書いていきました。
指導者はここぞ!というタイミングでフリーズをかけたいと思っています。
しかし選手からしたらプレーを止められるという事はどんな状況であってもストレスだと思います。
なので個人的にはフリーマンやチームを入れ替えているレスト中にコーチングすることがベストだと思っています。
他にも良い方法があれば教えてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。