【自分にしか歩めない道を、自分の意志で歩んで行く-後悔するような決断はしない-】
1.今までのこと(過去)
私は幼稚園の頃、仲の良い友人達の誘いで「サッカー」を始めた。最初は友人達との話題合わせのために始めたものであったが、チームで勝利を目指すこのスポーツに魅力を感じるようになった。小学校(大田区)でもサッカーを続け、同級生、先輩、後輩、コーチなど新しい多くのつながりが生まれた。小5で品川区の小学校に転校する際にはそのつながりを断ち切らなくてはいけないことに泣きながら反対した。その結果、転校したものの今までいたサッカークラブで卒業までサッカーを続けることができた。(後日談ではあるが、転校した学校と転校前の学校は徒歩30分の距離にあり、転校前の小学校でサッカーを続けることは最初から可能だったらしい。笑)
中学は品川区の中でもサッカーが強い学校に進学し、キャプテンも務めた。しかし、最後の大会で同期とスタメンのメンバー選考のことで対立し、キャプテンであるにもかかわらず練習を放棄し、更には初戦には出場しないことを監督に自ら申し出た。その後同期とは仲直りし、チーム一丸で都大会出場を目指して戦ったが、叶わなかった。この時自分の力のなさと不甲斐なさを痛感したと同時に、高校では必ず選手権の舞台に立って活躍することを心に誓い、受験勉強に全力を注いだ。高校選びには時間はかからず、ハイレベルの文武両道×選手権の出場経験有×都立高という自分の理想をすべて満たす「都立駒場高校」が明確な第一志望になった。当時の自分の学力では到底届かない(偏差値は10以上離れていた)雲の上のような存在だったが、その時の自分には雲やら偏差値やらなどは一切目もくれず「ただ駒場に行きたい」その一心で必死に勉強に励んだ。その結果、見事駒場高校に進学することができた。駒場で過ごした時間はとても楽しく、中でも「選手権出場」という志を持ったサッカー部のメンバーと一緒にサッカーができたこと、選手権出場は叶わなかったものの関東大会で都立高初の優勝を経験できたことは一生の思い出である。
高3の11月にサッカー部を引退し、本格的に受験勉強を開始した。志望校は高3の初めに決まっていた。難関国立×国際経済×関東圏内を満たす「横浜国立大学」である。高校受験の経験を活かし挑んだものの苦手な数学を完璧には克服しきれず、不合格に終わった。大学受験を終え、合格したのが「法政大学」だけだったが、横国合格の為に選んだ数学受験で合格したこと、横国に挑戦したことに後悔していないことからすぐに進学を決意した。
2.今のこと(現在)
大学ではサッカー(サークル)、ゼミという文武両道スタイルに塾講師のアルバイトという三刀流に挑戦した。サッカーでは大会優勝、ゼミではゼミ長になり学部内プレゼン大会優勝や論文で佳作を取るなど今思うとなかなかの実績を残したが、大学生活で一番印象に残っているのはアルバイトで担任の生徒8人の内6人が3ヶ月のうちに転塾してしまったことである。人に教えることが得意、高校受験でお世話になったことから塾講師のアルバイトを始め、ありがたいことに1年目8人もの担任の生徒を任せていただいた。当時の自分は生徒の満足度を重視した授業を心がけていて、実際にお互いが楽しめる授業が出来ていた。しかし、成績向上という講師本来の目的を果たすことが出来ず、上記の結果を招いてしまった。自分のせいで生徒とのつながりを断ち切ってしまう結果となり、悲しく悔しい思いをした。アルバイトでこんな悲しい経験をもう一度味わいたくなくて塾を辞めようと思っていたが、まだ担任の生徒2人が残っていて、その子達を自らの浅はかな理由で断ち切ったら必ず後悔すると確信し、塾講師を続けることを決断した。その時私は「人と人とのつながりをネガティブな理由で断ち切らない」と決心した。そして塾講師としての経験から「人材業界」を志望した。
就職活動を始めたものの、人材業界の中で自分がここに行きたいと心から言える会社がなかなか見つからなかった。そんな時リンクアンドモチベーションに出会い、リンクスタッフィングに出会った。最初はリンクアンドモチベーショングループへの興味から選考に進んでいたが、その選考を通じて今リンクスタッフィングに入る決断に至るのに重要な2人の社員に出会うことができた。その2人は就職活動に本気になりきれていない自分を見抜き、厳しく、真剣に向き合ってくれた。そのおかげもあり、自分自身と本気で向き合うことができ、就活の軸や未来への明確な道を見つけることができた。
〈軸〉
①人と深く関わり、ネガティブな感情に寄り添えること(=目の前の人と本気で向き合う)
②(組織における人と人との)つながりを大事にできること(つながりを作り、強くする、守る)
③会社として1つの志を共有し、理想の実現に向け熱く挑戦していること
3.これからのこと(未来)
私は将来「人々が不自由なく働き、自分の可能性を活かせる社会」を実現させ、情熱と笑顔であふれる世の中にしたいと思っている。現在、日本には様々な社会問題があるが、私が一番問題に思っているのは「不自由、不満などの多くの不を抱えて働いている人が多い」ことである。この問題の解決の為に必要なのは「不自由なく働ける環境(会社)を整備すること」と「不自由なく働く個人を増やすこと」
の両方だと考えている。そして、自分の使命は両方の問題を同時に解決していくことであり、「目の前の人(企業)に本気で向き合い、不を取り除き、変革をもたらすこと」。これが私が提供したい価値である。この価値を提供するためには、「自分が目の前の人に本気で向き合い、その人の心を動かすこと」ができる人間としての強さが必要である。この強さを手に入れる一番の方法は目の前の人に本気で向き合っている人と共に働くことであり、数々の面談を通してリンクスタッフィングの社員の方々は自分が求める強さを持っていると確信するようになった。そんな人達と一緒に働き、周囲の人と本気で関わることで自分自身をより強く成長させていきたいと思っている。モチベーションマッチングという唯一の武器を持ち、この技術を世に広めていくという志を共有している人が集まる会社が歩く道は、他の会社では歩くことができないと思っている。そんな道を自分の足で歩みたいと心から思っている
4.決意表明
私は今まで自分の意志で、自分にしか歩めない道を後悔することなく歩んできた。このことに一切の偽りはない。それは就職活動についても同じである。だからこそ、これからは「他の会社には歩めない、そして自分にしか歩めない道」を歩みたいと思っている。そして、その道の入口がリンクスタッフィングであると信じている。その入口をくぐり抜け、その先にいる社員の方々と共に理想の未来に向け熱く走り続けていきたいと心から思っている。この道を選んでいることに対する後悔は微塵もない
今後の人生は、この決意を言葉だけにならないように自分自身の行動と結果で証明していく。最後に自分の人生を振り返ったときに素直にこの人生で良かったと言えるように。
2018/5/29
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