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失敗は挑戦への第一歩

今年ももう1ヶ月が経とうとしてます。
油断してたらあっという間に時は流れてしまいますね。

どれだけ沢山のことを考えていても、行動しない限り何も変わらない。
失敗しようが恥をかこうが、そこを越えない限り成功はない。

今年に入り、ひとつ大きな挑戦をしました。
『ライブでコーラスをする』
ということです。
それだけ聞くと「何が挑戦やねん」って感じかと思います。

自身のことを少し書いておくと、
僕はこれまでにステージ上でコーラスというものをほとんどしたことがありません。
・声にコンプレックスがあり歌うことが苦手だった
・他に任せられる人がこれまで携わったバンド内に必ずいた
というところが理由としてあります。

それに加えて、10数年前に喉の怪我をして、
・高い声が出せなくなった
・自身の感覚で発声した音程と実際に出ている音程が違う
ということもあります。

もちろん前述したことはすべて言い訳にすぎないのですが
過去の経緯を記しておきました。


そんな奴がなぜ急に覚悟を決めたかというと
「コーラス役がいなかった」という単純な理由です。
厳密には「自身がすべきだと思った」が正しいですが。

urio bandのサポートドラムが変わる話は結構急でした。(誰が悪いとかはなく仕方のないこと)
だから先日のライブでドラムをしてくれたキムも急ピッチで曲を覚える必要がありました。
「そんな中でコーラスまでお願いしてもいいものなのか」
「今後同様の場面があったらどうする」
という考えがよぎり、今回の決断に至った訳です。

今後urioとふたりで演奏する機会もあるやろうし、「自身でできるに越したことないな」という考えもあります。


結果的にいうと、まぁ決して上手くはできなかったです。
そりゃ1ヶ月で完璧にこなせるのであれば誰でもできちゃうわ、って話で。

「ステージに立つ以上は完璧なクオリティでいるべき」
という考えと
「クオリティを高めるためには失敗と気づきを重ねて経験を積んでいく必要がある」
という考えがあります。
その中で僕は後者を選びました。
そこを理解してくれたurioには本当に感謝しています。

前者の考えの方も数多くいると思います。
というか過去に失敗と気づきを重ねてきた人たちが、今もステージに立ち続けています。
よほどの天才でもない限りは、悔しい失敗を越えてきているはず。
それを今更していることはカッコ悪いことかもしれません。
過去にいくらでもチャレンジできる機会なんてあったのだから。

でもそれを言っちゃうとすべてが諦めになっちゃうんよね。
だからこそ、気づけた今に、挑戦しようと思った時に、僕は一歩を踏み出しました。
去年からベーシストとして再開しだしたのも似たような理由です。

納得できるクオリティになるのにどれだけ時間がかかるかはわかりません。
果たして何ヶ月後なのか何年後なのか。
その日が来ない可能性だってあります。
でも僕は完璧なクオリティよりも、こうやって戦っている今現在を共有できていることに価値があると思っています。
だからこそ敢えて曝け出しました。

僕は挑戦する人が好きです。
だからこそ自身でも挑戦するし、挑戦する人を応援します。
人それぞれ向かう道や戦う対象が違えど、支え合っていきましょう。

あなたのチカラになれる音楽を引き続き奏でてゆきます。
いつもありがとう。

年始にurioと音遊びした時の写真

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