株式投資~基本編~

今の時代に投資を絶対にしなければいけない時代になりました。国は定年を引き延ばしたり、最低賃金を上げたりすべて企業の責任にしようとしています。その一方企業側は終身雇用は厳しいと断言している状態です。そんな中だからこそ自分で稼ぐしか方法はありません。そうなった時に誰もが皆投資をしようと考えて投資に手を出します。しかし、しっかりとした知識もないくせになんちゃって投資をして最終的に損をします。知識もないくせに投資を行うことは武器を持たずに戦場に行くと同じ意味です。今日は皆さんに勝てる確率を数十倍にするために基礎知識をアウトプットしていきますのでよろしくお願いします。

情報 タイミング 方法

まずは株式投資の基礎知識についてアウトプットします。株式投資に重要なことはこの3つです。情報 タイミング 方法 この3つがとても重要になります。これからこの3つをブレイクダウンしていきます。

情報収取

株式投資は情報をいかに早く正確にキャッチして今後の動きを予想することが超重要です。ニュースやIR、四季報などを利用して情報収取は絶対に欠かさないです。その中でも 市場 行動 数字 この3つの情報を収取を徹底します。市場=今後伸びる市場なのか 行動=市場獲得のためにどんな行動(事業投資)をしているか 数字=その行動を数値化した時に伸び代があるかどうかを判断することが重要になってきます。

情報収取 例

時事ニュース ①介護市場は成長性があるな 少子高齢化で年配の方がこれから増えて若者が減っていくしな②株式会社Aが介護事業を始めるようだ

調査 ①競合が結構多いな。となり町に3つ事業所があるな。

財務スキル ①あれ?株式会社Aの本業は赤字で業績が悪い。しかも純資産も流動資産も少ないしどうやって設備を整えるつもりだ?②投資活動CFが大きくプラスだから売却に成功しているんだ!それを回すんだな!よし投資しよう

このようにしっかり根拠をもってから投資をしまししょう。その根拠を明確にするためにをしっかりとした株式投資の知識をつけていきましょう。ウォーレンバフェットの名言で「30年持つ気がないのであれば5秒すら持つな」という名言があるように30年保有する気でしっかりとリサーチをかけていきましょう。

チャート

株式の情報はすべてチャートに書いてあります。そのためにチャートを読めて理解出来なけれな始まりません。今日はチャートを理解することから始めていきます。覚えて欲しいことはこの5つです。 EPS=一株当たりの純利益 PER=株価収益率 BPS=一株当たりの純資産 PBR=資産対株価の正当性指標 ROE=自己資本利益率この5つです。これからひとつずつ分かりやすくアウトプットしていきます。

EPS

EPS=一株当たりの純利益のことです。計算式は純利益÷発行済株数です。例えば株式会社A社は純利益が1000万円で発行済株数が10万株の場合は1000万÷10万=100円になります。株式会社A社のEPS(一株当たりの純利益)は100円になります。ここで一つ注意点があります。株式会社の利益は基本的に株主のものです。しかしEPS(一株当たりの純利益)がそのまま株主のものになってしまうと一生会社の利益が貯まりません。ここのでチャートにある一株配当(予想)というのは株主に配当される金額になります。EPS(一株当たりの純利益)-一株配当=会社に残す利益 という計算になります。

PER

PER=株価収益率です。計算式は 株価÷EPS(一株当たりの純利益)=PERになります。例えば株式会社Aの場合。先程学んだEPS(一株当たりの純利益)が100円で株価が2000円の場合は2000÷100=20 株式会社AのPERは20倍になります。これは投資した資金の回収に20年かかるといいうことになります。株価は実績もそうだが期待値も大きく関わっているが、PER(株価収益率)は期待と実績の差を表している数字になります。日本の上場企業の場合PER(株価収益率)はだいたい15倍程度が平均です。将来有望な業界などは期待値は入るため高くなる傾向にあります。

PER(株価収益率)低い=割安(期待値が低い会社か収益率が高くなった会社) PER(株価収益率)高い=割高(期待値が高い会社か収益率が低い会社)この考えが一般的です。PER(株価収益率)は買い時売り時のとても重要な判断基準になります。

買い時の例

EPS(一株当たりの純利益)が上がればPER(株価収益率)が下がります。先程の例(EPS100円株価2000円)はPER20倍でしたが、EPSが200円に上がった場合、2000(株価)÷20(EPS 一株当たりの純利益)=10倍PERになります。このパターンは会社が頑張って利益を生んで、もしそれを誰も知らないタイミングだったらお買い得になります。

株価が下がればPER(株価収益率)も下がります。先程の例(EPS100円株価2000円)はPERは20倍でした。株価が1000円に下がると1000円(株価)÷100円 EPS(一株当たりの純利益)=10倍(PER株価収益率)になります。このパターンは利益を一定期間に生み続けているのに誰も期待していない会社だったらお買い得です。

PER(株価収益率)は期待(株価)と実績(一株当たりの利益)のバランスを表していると覚えて下さい。

BPS

BPS=一株当たりの純資産です。計算式は純資産÷発行株数=BPS(一株当たりの純資産)です。例えば株式会社Aの純資産1億円で10000株発行しているとBPS(一株当たりの純資産)は1万円になります。純資産(BPS)なので株式会社Aがもし倒産してもBPS(一株当たりの純資産)の1万円は返ってくるという意味にもなります。株価1万円でもし株式会社Aの株価が1万5千円の場合5千円は期待値ということになります。もし一株1万円の場合は当たり前に価格。一株5千円だと買った時点で儲かる計算になります。5千円で買ってもしすぐ会社が倒産してもBPS(一株当たりの純資産)は担保させるので1万円が返ってきます。ただ理由もあるのでしっかりとインプットしていきましょう。

BPS(一株当たりの純資産)が高いと企業の安定性が高いと判断出来ます。例えば株式会社AはBPSが1万円、株式会社BはBPSは3千円だとすると株式会社Aの方が一株を多くの資産で支えているということになるのでその分安定性が高いといえます。

PBR

PBR=BPSに対しての株価の正当性を測る指標です。計算式は株価÷BPS=PBRになります。PBRは2倍だと通常で1倍だと定価、0,5倍は買い時と考えるのが一般的です。しかしPBRが0.5倍でも買い時ではないパターンがあります。赤字、落市場のパターンです。単純にその会社が赤字続きで株価が下がっているパターンがあります。株価が下がるとPBRは下がります。単純に業績不振や赤字続きが理由のPBRが下がることは注意が必要です。その一方で他社IPO、全体暴落のパターンもあります。このパターンはチャンスになります。例えば「他社でいい案件が出たからそっちに資金を回そう!」「全体的に不景気だ!全部引き上げよう」というパターンがあり、他社IPO、と全体暴落パターンはチャンスになります。単純に他の投資家が違う会社に目をつけたので暴落した。会社自体は悪くないので将来的に株価があがり儲かるパターンです。この儲かるパターンもあります。

PBRの見方

基本的なPBRの見方として①経営状態や市場が悪くないPBR1倍未満の株を見つけたらチャンスです。時間がかかる可能性はありますが少なくとも1倍までは株価は上昇する可能性が大ですのでおススメです。②株価がPBR1倍近辺まで下がってきたらチャンスです。PBR1倍前後で下げ止まる可能性が高いです。そこからまた上がっていく可能性がありますのでチャンス大です。

株価がPBR1倍に近づいて財務、市場に問題が亡ければ全投資することをおススメします。むしろ株は大暴落の時が一番のチャンスです。

ROE

RPE=自己資本利益率です。計算式は当期純利益÷株主資本×100=ROEになります。例えば、当期純利益が2億で株主資本が10憶円だとします。2億÷10憶×100=20%になりROEは20%という計算になります。言語化していくと投資家が株主資本のとして10憶円の投資をしました。10憶投資したら2億の利益を生み出す会社でした。なのでROEは20%ですということになります。逆にいうと投資したらいくら利益を残せるのかわかる指標がROEです。例えばAとBの会社がありどちらも利益は2億円残したとします。その中でAは10憶円の株主資本でBは20憶の株主資本だとします。どちらの方が投資した金額を有効活用して利益を残せてますか?答えはAの会社ですよね。AのROEは20%でBは10%になります。2億を稼ぐのにいくらの資本が必要ですか?という指標にもなってきます。

まとめ

EPS=一株当たりの純利益 PER=株価収益率 BPS=一株当たりの純資産 PBR=資産対株価の正当性 ROE=自己資本利益率この5個はしっかりと頭にいれておきましょう。この5個をしっかりと頭に入れた後に株式投資を初めていきましょう。そして株式投資は「現状のリスクを見るのも重要」です。その会社にどんなリスクがあるか確認する方法で一番おススメがキャッシュフローをしっかりと確認することです。どんな大企業でも倒産する可能性は0%ではありません。その倒産リスクは把握するためにはその会社の本業キャッシュフローをしっかりと見ることが重要です。①営業損益取引②投資・財務以外の取引のキャッシュフローを見ましょう。例えば・商品を販売して手に入れた現金 ・材料を手に入れる為に支払った現金 ・広告宣伝費など販管費支払いに流失した現金 ・税金支払いや保険金受取などの本業の営業活動で現金がどの程度増減したかしっかりと確認しましょう。

本業以外のCFで投資活動におけるCFもあります。投資活動CFは減っているから悪いことではありません。投資活動CFが減っているということは、設備投資をした、子会社と連携したなどマイナス面だけではありません。むしろしっかりと設備投資をしないと将来的な成長は見込めません。逆に投資活動CFがプラスだと資金に困り売却した可能性も出てきますので一概に投資活動CFに関しては情報収取が重要になります。

財務活動CFも情報収取が重要です。「なぜ資金調達したのか」「なぜ資金が増えたのか」をしっかり「なぜ」を把握することが大事です。そこからその会社の状況を把握していきましょう。

儲かる会社を見つけるより、まず現状リスクがないかを見つけていきましょう。そのひとつとして自己資本比率を見ると少しその状況が分かってきます。一般的には50%以上人から借りた資本だと倒産リスクがあります。自己資本をしっかりと持った会社を選ぶのをひとつの手です。

以上が株式投資の基本編でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。是非コメントお待ちしております。




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