【ベガルタ仙台 選手採点】2023明治安田生命J2 第11節 藤枝MYFC
ついにアップが間に合いませんでした。。
だって、先週月曜~金曜までイベントの立ち会いしてたし、夜は毎日の三回あったしで忙しかったんやもん。。しゃーないでしょ。
ということで1週遅れの更新です。
年内は気力が持つところまで遅れてもアップロードを続けます。
藤枝戦を書き上げたら、すぐに大分戦を上げないと、また水曜には秋田との試合が待っている。。
ゴールデンウィークですが、それに甘んじることなく、尻を鞭で叩いて書きます。
ということで、藤枝戦です。
若干、記憶もあやふやになってきてますが、どうぞ。
スタメン
ベガルタ仙台
小出が累積で出場停止となった右SBは若狭を起用。中央は菅田とキムテヒョンが組み、左SBは内田が入った最終ライン。
中盤では氣田が先発復帰。
ベンチには中山と相良が戻ってきました。
藤枝MYFC
昇格初年度にも関わらず、攻撃なサッカーでここまでリーグ最多の18点を挙げ、8位と大躍進中。
エースの渡邉りょうは8得点とリーグ得点王と絶好調。
正直、名前を見たことある選手はほとんどいないのですが、チームに軸があるチームは強い。しかも2連勝中。
ただ得点も多いが、失点も15とそれなりに多い(既視感)
付け入る隙は十分にあると思われるので、主導権を奪いながら相手のペースにならないように試合を進めていきたい。
前半
仙台は4-4-2でコンパクトに固める、ここ数試合の試合の入り方と同様。一方、藤枝は3-4-2-1の両サイドのWBがピッチが広く使ってボールを回す。
この両WBがスピードがあるため、対応に仙台の選手がその対応に苦慮している時間が序盤から続きます。
特に右サイドは若狭はスピードという面でやや分が悪いこともあり、郷家がフォローに入る光景もしばしば。
藤枝がスピードと勢いをもって序盤から仙台相手に仕掛けてきます。
とはいえ、仙台もチーム全体の集中力が高く、決定機という意味では少なかった。
仙台は守備を固めて、カウンターで手数を掛けずに攻め込みます。
シュートまで持ち込めるシーンも多く、そこまで一方的な展開という印象はありませんでした。
中盤で鎌田を起点として氣田や中島、山田などうまく絡んでいたシーンもあった。
このまま前半を0‐0で折り返して、後半勝負だなと誰もが思い始めたであろう45分にその瞬間は突然訪れます。
なんてことない藤枝のロングボールをキムテヒョンと林が交錯。
連携ミスで中途半端なクリアとなったボールを渡邉がダイレクトで蹴りこまれ失点!0-1。
林は自分が出ると、声を出したであろうがテヒョンには届かずで、という失点だったんでしょうけどかなりがっくり来ました。
テヒョンの空中戦に対して林の信頼度が低いのかな、とか邪推しちゃいしましたけど。
あのこぼれ球が渡邉の前に転がってしまったのも痛かった。焦らず冷静に枠に飛ばすの見ても、調子が良いんだろうな。
そんなこんなでよもやよもやの失点で前半を0-1で折り返します。
後半
後半も藤枝ペースで試合が進みます。
リードしたこともあり、さらに思い切りのあるようなプレーが増えてきました。
仙台は変わらず守備を固めて攻撃へ転じますが、縦パスが通らず、ボールを横に動かす時間が続きます。
停滞する攻撃を打開するべく、仙台は60分過ぎに3枚替えで攻撃陣を入れ替えます。
氣田・中島・山田に代えて、相良・加藤・中山を投入。
中山を頂点に郷家がトップ下に入り、加藤・相良でサイドの活性化を狙う。
そしてこれがすぐに功を奏します。
交代から5分後、左サイドを駆け上がった相良のグラウンダーのクロスを中山がうまく合わせて同点ゴール!1‐1!
中山がニアにうまく入り、足先でボールの軌道を変えてくれました。これが待望の今季初得点。チーム、サポーターのみんなが待ち焦がれた得点でした。
エースの1発で一気に流れが仙台へ。
その2分後、エヴェルトンのスルーパスを郷家が相手GKの動きをよく見てループシュートでゴール!2-1!逆転!
あまりの速さで行われた逆転劇にアドレナリンがでまくりました。
1人の得点がここまでチームに影響を与えるもんかねぇ、とニヤニヤが止まらない。
2分間で2点は早々お目にかかれないぞ。
スタジアムの雰囲気(TV越しだけど)を見るに相手に与えたダメージは大きく、こでもうこの試合はもらった、と多くのベガルタサポーターがそう思ったはず。
逆転した仙台は追加点を狙うのではなく、このままリードを保ちながら試合を進める展開を選択。
まだ20分ほど残ってましたが、アウェイで前節もリードを追いつかれて同点というのを考えると妥当な選択だったと思います。
追いつかなければいけない藤枝がボールを握りますが、前半に比べるとやや焦ったようなプレーも増えてきました。
そして残り10分で仙台は蜂須賀を入れて、5バックに。
完全に試合を〆にかかります。
しかし、そんなチームの思惑は脆くも崩れ落ちます。
なんてことないパス交換を繰り返してたエヴェルトンの落としを渡邉にかっさらわれて、サイドに展開されます。それを受けた久保がフリーで強烈なミドルシュート。失点。2‐2。
ミスからの失点。正直もったいなさすぎる。そんなところで、いらん落としを2回もする必要あるか?と思った矢先の失点でした。
これで勢いを増した藤枝。そして仙台はこの後、ドローでいいのか、逆転を狙うのかやや意思疎通が図れていなかったように感じました。
前掛かりになってしまった仙台は中盤と最終ラインの距離が離れてしまい、そこからさらに失点をしてしまいます。
ロングボールの競り合いからテヒョンを背負った形でボールを受けた久富が反転してシュートがゴールに突き刺さります。失点。2‐3。
これまた絶妙なスピードでコース。お見事というべきシュートが2本決まり、万事休す。
そのまま試合終了。2-3で敗戦。
ミスからの失点が2つもあったらそりゃ勝てない。
これはベンチを責める気になれん。
選手採点
ミスに絡んでしまった選手は評価を下げる。一方で交代で入り得点にk乱打中山、相良は高評価。
GK 33 林 彰洋 5.0
前半の連携ミスが悔やまれる
DF 5 若狭 大志 5.0
榎本のスピードに手を焼き、攻撃参加は限られるほどだった
DF 15 菅田 真啓 5.0
個人でのミスは少なかったがディフェンスリーダーとして3失点は評価を下げる
DF 20 キム テヒョン 5.0
2失点に絡んでしまった出来では評価は下がる
DF 41 内田 裕斗 5.5
切れ味の良いドリブルから同点劇を演出も、終盤の対応でやや評価を下げた
MF 6 エヴェルトン 5.0
あのパスミスさえなければ、MOMの活躍だった
MF 32 鎌田 大夢(85'OUT) 5.5
攻撃では起点となり、守備では献身的な動きを見せた
MF 11 郷家 友太(78'OUT) 6.0
ここぞと場面でしっかり結果を残すのはさすが
MF 18 氣田 亮真(60'OUT) 5.5
動きは悪くなかったが守備に終われる時間が多かった
FW 7 中島 元彦(60'OUT) 5.0
前節の反省からか大人しいプレーが目についた
FW 13 山田 寛人(60'OUT) 5.5
ポジションを変えながらうまくボールを受けていた
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FW 9 中山 仁斗(60'IN) 6.0
待望の初得点、これで乗っていってほしい
MF 14 相良 竜之介(60'IN) 6.0
サイドの主導権を強引に奪っていくようなプレーでアシストを残した
MF 16 加藤 千尋(60'IN) 5.0
結果が伴わない焦りがプレーに出ている気がする
DF 4 蜂須賀 孝治(78'IN) 5.5
個人として悪かった点はそこまでなかった
MF 8 松下 佳貴(85'IN) 評価できず
監督 伊藤 彰 5.5
交代選手がハマり、逆転までもっていった采配は見事だった。失点はベンチの責任とは言えない。
あとがき
ミスから負けた敗戦。
勝ったと思った試合だっただけにダメージは大きい。
そしてベンチはやることやってた。交代選手を使って、一時逆転まで持っていってたし。これでベンチが攻められるのは筋違いと思っている。
これで3試合勝ち無し。
上位陣とは勝ち点差を詰められない状況で、次節から大分→秋田とホーム2連戦。
中山にも初ゴールが生まれたし、ここを連勝して、上昇気流で逆転のGWにしたい。
フォルツァ、仙台!
いつだってサポーターが求めるものは勝ち点3だ!
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