梁勇基引退試合presented by SGC の感想
はい、だいぶお久しぶりです。
今さらですが12/14に行われた梁の引退試合を見にユアスタに行ってきましたので、その写真や感想を上げておきたいと思います。
引退試合が行われてからもう2週間も経ってるんですよね。
体感ではまだ1週間前ぐらいっていう感じなのに時の流れというのは早いものです。
梁の引退試合が終わってから怒涛の契約更新のニュースがあり、これを書いている12/27夕方時点でほぼほぼ来年の陣容が固まってるように思いますが、少しの間お付き合いください。
改めて、梁の引退試合すごく良い雰囲気で行われてました。
こんなに穏やかな気持ちでサッカーを観戦するのはいつぶりだろうかというぐらい、スタジアム全体にハッピーな時間が流れてました。
試合が行われる間は晴天で、試合後のセレモニーでは雪、というのも仙台らしいし、ベガルタ仙台の太陽 梁勇基の引退を天も祝福してくれているような空間でした。
満員のスタジアムになるのかと思いきや、観客は11,086人ですって。もう少し入ってもいいけど、まあこんなもんかとも思う。
その前の週にプレーオフがアウェイで2連戦があって、そこから合わせると3週連続のベガルタ観戦になるわけだし、全部参戦するのはなかなかの兵だろう。時間的にも金銭的にも。
かという、私だってプレーオフ2連戦は現地参戦は早々に見送って、ここしか参戦してないわけだし。
この日ユアスタに集った約11000人は純度の高いベガルタサポーターになるわけだし、10,000人を超えたのはすごいのかもしれない。
さて私は前泊で仙台に入りました。当日の朝でもよかったんだけど、新幹線のトラブルで遅延でスタジアム入りするのが遅れるのが嫌だったんで前日入りでした。パック料金なら1泊2日でも料金変わらないのもあるし。
当日はお昼を軽く食べて12時半ごろに泉中央駅着。
報道があったのでわかってはいましたが、泉中央駅のイトーヨーカ堂(いまはアリオ泉中央)が閉店してしまってだいぶ印象が様変わりしました。
食料品調達ができなくなったという直近の問題もありましたが、そもそも駅出たときの街の廃れた感を強く感じました。駅前の一等地の商業施設が閉店で閑散としてるのはだいぶやばい。
そのうち何か新しい商業施設に代わるんでしょうけど、自分が小中高とみてきた景色がネガティブに変わってしまったのはショックでしたね。
と脱線はここまで。
ガチャをやったり、限定グッズを見たりして、スタジアムの中に入ったのは1時前ぐらいかな。
席に座ってからちょうど引退試合の練習が始まって、かつての選手たちのコール、チャントが鳴り響く中、私はスタジアムのコンコースを一周。
いつも南側には足を踏み入れることはないので、この機会でしかできないかと思ってグルっと一回りしてました。特段感想はないんですが、スタジアムの中から見る七北田公園の景色は新鮮でした。
練習が終わり、いよいよキックオフ。割と前の方だったのと目の前の席が空いていたので珍しく写真や動画を撮りまくってました。その写真も挟みながら感想を続けます。
サッカーの引退試合やOB試合は初めて観戦しましたが、一言でいうとめっちゃ楽しかった。なんかずっと笑顔でした。周りもみんなほんわかしてた。(2回目)
交代で出てくる選手の思い出やエピソードを周りで口々に語ってるのを耳にして、そんなことあったなーとか思いを馳せながら試合を追えました。
サポーターも背番号30や10をコレオで飾ったと思えば、出場した選手たちはゴールパフォーマンスで人文字で10番を作ったり、ファン感での出し物?をやったりと選手サポーターがいろいろな形で梁の引退試合に祝福しててよかった。
試合を見れば、梁・関口・太田の組み合わせや梁・遠藤・野沢のパス回しなんて当時見たかったものが今目の前で行われていて夢のような時間でしたね。
引退選手に花を持たせるお約束ももちろんありましたが、前半はあわやスコアレスで折り返しにあるくらい真剣?勝負だったのも楽しめた。
梁の最後のフリーキックが見たくて仙台まで来たのに、まさか見れずに帰ることになるかも、と一瞬マジで頭をよぎりました。
見終わった感想としては、試合に出てるメンバーは今でも現役でやれるじゃないの!?と思わせてくれるようなパフォーマンスでした。ウイルソンもお腹タプタプでしたけど、ボール持った時のムーブなんて昔のまんまでした。1点決めるあたりの決定力の高さも含めて。
今シーズン現役だった関口や蜂須賀、遠藤なんかは他の選手に比べてコンディション良かったですけど、梁だってまだまだできるよなーと改めて思いました。
あと、試合後に見れた出場選手がピッチの中でからサポーターと一緒に梁ダンスを一緒にするシーンは感動しましたね。
これがこの日のハイライトだったかな。梁といえば、梁ダンスは外せないし、見てる方もダンスする方も楽しい時間。この日何回行われたかわからないけど、しばらくこの光景が見れなくなると思うと寂しいものです。
この日観客席には多くの現役ベガルタ選手たちも来てましたが、早くこのチャントを引き継ぐ選手が出てきてほしい。
そのあとのセレモニーは厳かに行われました。
ビデオメッセージも豪華。柳沢に始まり、ボルシアの板倉、レノファの社長になった渡部、はてはこの日引退試合が重なった中村憲剛や鄭大世からのメッセージがあり、家族から手紙、最後は梁のスピーチで終焉。
夢のような一日はあっという間に幕を閉じました。
日が暮れてからは雪がちらつくレベルではないくらい、雪がひらひら舞っててめちゃくちゃ寒かったけど。
帰りの新幹線では、梁の引退試合ではあったけど、
この日出場した選手たちの引退試合に立ち会ったんだなーと思いました。
あのころの仙台で戦ってくれた選手たちが、再びベガルタゴールドのユニフォームにそでを通して、ユアスタにピッチに立ちサポーターはあの頃のチャントを歌い応援する、
そんな時間をまた目にすることができたのはとても貴重だし、これ以上ない思い出になりました。
サッカー選手で引退試合ができる選手なんて、プロの世界でも一握りの中の一握り。名が知れてるだけじゃできないわけで。
ベガルタ仙台といえば梁勇基
サッカーに近くない人でもこれはみんな言っていた。
梁の顔やプレーを見たことがない人でも、よくこれは聞いた。
この先、ベガルタぐらいのクラブ規模で引退試合を主催するような選手が出てくルカといわれると非常に怪しい。
チームにもサポーターにも愛されるような象徴、アイコンになるような選手が今後出てきてくれればいいけど、どうなるかわからない。
梁勇基は偉大さを改めて実感した一日でした。
仙台に梁勇基あり、です。
最後に、
ありがとう、梁勇基。
初めて買ったユニフォームに名前を刻んのはあなたでした。
あなたがいたから仙台を応援し続けられたし、これからも応援し続けます。
お疲れさまでした。そして本当にありがとうございました。