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atsushikubo
おじさん構文とポールマッカートニー
かの伝説的バンド、ビートルズのポールマッカートニーは、ピック弾きの代表プレイヤーですが、一説には当時の主な視聴環境であるレコードやラジオでベースラインをしっかり聴かせるには指弾きじゃなくピック弾きの方が良いという考えがあったと言われています。
まぁ諸説あるのですが、そういう事にしておきましょう。
で、先日こんなツイートをしました。
ガラケーっていうかdocomoのFOMAとかmovaの時代は、フォントや画面色、画面サイズのせいで絵文字がないと非常に冷たい文面に見えてしまうので、感情表現を大袈裟にしたり、まめに改行して見やすくする必要があったり、1メール3円くらいと1通が高価だったために気合入れて送る名残りだなぁきっと。 https://t.co/Zip2aDAzgE
— くぼあつし (@atsushikubo) April 26, 2022
Twitterの重鎮というか僕がツイッタラーという概念を最初に認識した人、しぬこさんのツイートを引用RTしたものです。
巷でよく言われる「おじさん構文」に加えて
びっくりマークや汗の絵文字を多用した「おばさん構文」という概念があるという内容でした。
この「おじさん構文」や「おばさん構文」というのは
年齢を重ねたから文体が変化した訳ではなく、
当時の携帯電話のフォーマットに最適化された文面であり、それが現代のチャットベースのやり取りではクドく感じる事が原因だと考察しました。
まぁつまり「おじさん構文」「おばさん構文」も
ポールマッカートニーがピック弾きしたのも、
当時のフォーマットに合わせたごく自然に派生したフォームありながら、
後世になって時代感を象徴したものになるというのが
中々面白い現象だよなと。
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