「インドネシアで私が200キロ自転車をこいだ理由」
20年前の2004年12月26日、インドネシアのスマトラ島・アチェ沖を震源とする「スマトラ沖地震」が発生、全世界で30万人以上がなくなりました。
2011年3月に起こった東日本大震災のおり、自宅がある仙台から遠く離れた滋賀県でアート活動をしていた私は、新幹線と電車で帰れるところまで行った後、最後の200キロは自転車をこいで帰りました。それから数年後、アチェでアートプロジェクトをやることになり、スマトラ沖地震で甚大な被害を受けた沿岸200キロを、東日本大震災の時に自宅まで帰るのに使った自転車で、同じ距離を走ってみようと考えました。本作はその記録です。
その後、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた三陸沿岸を同じように走ってみたのがその続編です。