2,3年目のITエンジニアが次にステップに行くには、コミュ力が必須?
「ITエンジニアを2,3年経験してコーディングなどの技術力もついてきた。次に飛躍するにはどうすればよいのだろう?」とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
ある程度の技術がついてきた次に求められるのが、コミュニケーション力。なぜなら技術力の次には各関係者との調整が求められるからです。今回はコミュニケーション力が必要な具体的な理由と鍛え方などを紹介します。
ITエンジニアにコミュニケーション力が必要な理由
ユーザーとの要件調整やベンダー/チームマネジメントなど、プロジェクトを円滑に進めるためにコミュニケーションは肝です。反対に調整力がなければ要件や管理がおぼつかず、開発メンバーが被害を被ります。
上役やリソース管理をしている人たちは、調整力を発揮できるエンジニアかをシビアに見ています。正社員であれば調整役をチャレンジさせてくれるかもしれません。ただ業務委託の立場で次のステップに行きたい場合は、最初からコミュニケーション力をつけておく必要があります。
運用エンジニアの場合でも、定期報告やユーザー問い合わせなどを任されるので、コミュニケーション力が必要です。
コミュニケーション力の鍛え方
コミュニティに入る
私は仕事柄、ITエンジニアの方々と話すことが多いです。その際に感じるのが、会話に慣れていない人が多いということ。まずは趣味や仕事関係など何のジャンルでも良いのでコミュニティに入って、人と会話する機会を増やしましょう。結論から話す
ビジネスの場では結論から話す努力をしましょう。エンジニアは論理的に考える力があり、頭が良いと思います。しかし、どう答えて良いかわからない時などにどうしても回りくどい話し方になってしまいます。そうならないためにも自分の頭の中で先に結論を出して、相手にも伝えるようにしてください。教養本を読む
教養本などを読むと語彙力や伝える力、人間関係における教養などが身につきます。特におすすめの本がデール・カーネギーの『人を動かす』です。人間関係の原則をわかりやすく学ぶことができます。
不明点は早期のキャッチアップを
コミュニケーション力があっても、2,3年目ではまだユーザーなどが何を言っているのかわからないことが多いです。その際に求められるのが早期のキャッチアップ力(理解力)。
不明点があったら持ち帰ってすぐに調べる。これだけで自身のタスク消化のスピードが増し、関係者との次回のコミュニケーションがぐっと楽になります。
まとめ
技術力の次に求められるのがコミュニケーション力。コミュニティに入るなどをして鍛えましょう。コミュニケーション力は徐々に身に付くものなので焦る必要はありません。
今回の記事を参考にしていただき、ぜひ技術の次のステップにチャレンジしてみてくださいね。
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