かけっこ練習ノート – 体幹トレーニング・ジャンプ・腕振り
9月14日(木)
<練習内容>
- 体幹トレーニング
- 片足立ち、片足かかと上げ、片足ジャンプ
- アンクルホップ
- 前に進むアンクルホップ
- 4の字練習
- 50m走
体幹トレーニングのポイント
体幹トレーニングでは、初夏に比べて、ふらふらしない子が増えてきました。片手や片足を上げるなど、レベルの高い姿勢に挑戦している子も増えています。
今日は体幹トレーニングをする上でのポイントを一つ説明しました。
トレーニング中は常にお腹の筋肉に力を入れる事を意識してみてください。
実は体幹トレーニング中、足が疲れる、腕が疲れる、という声をよく聞きます。
これは、体の中心で十分姿勢を維持できておらず、足や腕に頼ってしまっていることが原因だと思います。体の姿勢を調整して、できる限り体の中心で体を支えられると足や腕への負担は減るはずです。そのために、お腹に力を入れることは有効な手段だと思います。
トレーニング中にお話をしたり、別の事を考えたりしていると、ついお腹への意識がどこかへ行ってしまいがちです。集中した雰囲気を作って、メンバーみんながいいトレーニング効果を得られるようにしたいと思います。
腕振りとアンクルホップ
これまでに腕振りの目的や重要性に焦点を当てて練習してきましたが、その効果がジャンプ練習(アンクルホップ)における腕の使い方によく現れてきています。
具体的には、腕を大きく後ろから前に振る動き。このとき足が地面に着く瞬間に腕が一番速いスピードで一番低い位置にきていると、アンクルホップがとても高く、そして接地時間を短くして跳ぶことができます。動きとタイミング、これが一番大切です。ちなみに、アンクルホップは高く跳ぶことが目的ではなく、この動きとタイミングをつかむことが目的だということは注意してください。
前へ進むための腕振り
次に、このアンクルホップの応用として、腕振りの力で前に進むアンクルホップを行いました。この目的は、腕の力で前に進むことを体感し、その力をつけることが目的です。
現に、腕振りの力だけで前に進んだ後にそのまま走ると、腕振りと接地のタイミングがぴったり合って、ものすごく速く走れる感覚を持つことができます。
今日はいつもより密度の高い、強度の高い練習でした。
お腹すいた~、疲れた~という子もたくさん。
でも、そのあとはしっかりドッヂボール等で遊んでいましたが(笑)。
しっかり休んで、ご飯を食べて、また一緒にトレーニングしましょう。