かけっこ練習ノート - 「けんか」について
12月16日(木)
今週も過去2回に引き続き、自分で見つけたいいところを伸ばしたり、課題を克服するための練習を各自で行いました。
また、これまでに走りの動画を撮っていなかったり、再度撮りたい子は、50mのタイムと共に動画を撮って、走りを確認しました。
ところで、今回は激しく喧嘩をしている2人がいました。
他の子たちは、喧嘩の仲裁に入ったり、なだめたり、批評したり、報告してくれたり。
このため、練習よりもこちらのケアを優先しました。
子ども同士の喧嘩については、大人はできる限り介入すべきではないと思っています(いじめは全く別です)。
仮に殴り合いになったとしても、武器を使ったり、首から上を攻撃するような危険な暴力でない限りは、許容されるリスクだと思います。
でも、大人に助けを求めてきときは、当事者の間に入って、それぞれの意見を聞いたり、通訳する立場に徹するようにしています。
言いたいことを安全に言える場を作ることと、お互いが何を考えているかを共有するためです。
これで少しずつトーンダウンしていくのを見守りました。
「仲直りしなさい」とか、「謝りなさい」とは言いません。
それは喧嘩の当事者が決めることです。
仲直りするタイミングは本人たちが決めればいいのです。
失敗を重ねて、後悔を重ねて、大人になっていくのだと思います。
今回は、練習時間の中でトーンダウンまでには至りませんでした。
理想と現実は異なる事を痛感しました。
でも、その後の遊びの中で、2人が話をしているのを見ました。
あるあるですが、子どもの摩訶不思議です。
ストレスがかかる環境にいると、喧嘩が増える傾向があります。
みんなと話したり、遊んだりして、少しでも発散できる環境を作っていきたいと思います。