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子育て 教育

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#マニラ

マニラ、痩せ細った猫、澄み切った空

マニラ、痩せ細った猫、澄み切った空

マニラで子育てをしながら、子供の放課後について考えている谷です。

タイトルにある言葉は、今日この街を歩いた印象でした。

久しぶりに太陽がの下で街を歩きました。
いつのまにか、マニラはこんなに暑くなったのだと気づきました。

痩せ細った猫街には人気がなく、店舗も殆ど閉まっています。
その煽りを受けているのが、野良猫たち。
街をふらふらと歩く、痩せた猫たちを何匹もみました。

殆どの店舗が閉まり、

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日本の新型コロナ対策がどう見えるのか

日本の新型コロナ対策がどう見えるのか

フィリピンで子育てをしながら、子供の放課後を考えている谷です。
今日は、新型コロナ対策が日に日に強くなっていくマニラと、外から見た日本の印象、そして僕の近況についての報告です。

さらに厳しくなるマニラ今日、マニラの街角で立っていたら、何をしているのか警察に聞かれました。
生活必需品の買い出しという説明ですぐにOKでしたが、間違いなく無駄な外出に対する抑止力になっています。
日に日に警察官の数が増

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新型コロナとマニラでの決断

新型コロナとマニラでの決断

フィリピンで子育てをしながら、子供の放課後を考えている谷です。

日本でも新型コロナウィルスに関して政府の対応が注目されていますが、ここフィリピンでもドゥテルテ大統領や当局がかなり強権的な政策を矢継ぎ早に発表しており、混乱が広がっています。

今日はマニラの状況報告と、我が家の決断についてです。

フィリピン当局の厳しい対応4月13日まで(今から約1か月)を期限として、マニラを対象に発表されている

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保育士と、僕の最終目的との関係について

保育士と、僕の最終目的との関係について

マニラで子育てをしながら、小学生の放課後について考えている谷です。
今日は、少し自分のことを書きたいと思います。

僕は今、保育士の勉強をしています。
でも、保育園の先生になることが僕の目的ではありません。

僕が本当にやりたいこと僕が本当にやりたいこと、それは

子供たちの放課後をより豊かにすることで、
子供たちの未来をより豊かにする

ということです。

この理念だけは、ぶれないようにしていき

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子供が物乞いを前にしたとき

子供が物乞いを前にしたとき

マニラで子育てと子供の放課後について考えている谷です。

マニラは、一部の地域はものすごく発展しているとはいえ、多くのスラム街があり、貧しい暮らしをしている人々が大勢います。

僕が住んでいる地域は、横浜で言えば「みなとみらい」のようなところ。
外国人が多く住み、治安もよく、きれいです。
ここに住んでいると、マニラやフィリピンの実態を誤って理解しそう。
いや、子供は既に勘違いしているんじゃないか。

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揺れる学校選びと親心

揺れる学校選びと親心

息子の心が揺れています。
マニラの小学校をなかなか決められないのです。

小さな体で大きな選択を迫られていると思います。

もともと何かを決めるのが苦手な彼。
些細な事、例えば公園に行くか工作をするかでも延々と悩んでしまう。
そんな息子が、二つの小学校の間で悩んでいます。

体験授業を何度か受けました。
それぞれにいいところ、悪いところがあるのです。

一つ目の学校は、毎日運動ができて社会

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子供ごろごろ時間とどう向き合うか

子供ごろごろ時間とどう向き合うか

マニラにきて1週間が経ちました。
少し自信がなくなりました。

まだ子供たちは学校や幼稚園が決まっていません。
ある意味で求職中の子たちですので、一日中家でごろごろしています。

午前中に学校や幼稚園の見学。
お昼は近くの丸亀製麺でうどんと牛丼。
午後はプール遊び、スーパーで買い出し。
そのあとはまさに家でごろごろごろごろ。

この生活の中で、自信が少しなくなった、と感じているのです。

子供とず

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マニラおとうちゃん宣言

マニラおとうちゃん宣言

機内から出た瞬間のマニラの空気はおいしかった。

空気が悪いと聞いていたのでそれなりに覚悟していたのに、
少し甘い香りのする夏の夕暮れのような空気だった。

2人の子供は早くも暑いを連発している。
この子らをこの国でどう成長させていくか。

迷いに迷い続けて迷走している子育て。
テレビ、ゲーム、スマホ、ユーチューブ。
自主性、リーダーシップ、ダイバーシティ、コミュニケーション。

おとうちゃんは、

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子供はほっておいても海外で英語が話せるようになるのか。

子供はほっておいても海外で英語が話せるようになるのか。

子供の適応力は半端ないから大丈夫。

とても耳に心地いい言葉です。
でも、前職の上司によく言われていました。

「みんな耳に心地いい言葉ばかり信じちゃうんだ。でも聞きたくないこともちゃんと正面から向きわなきゃ」

小学校一年生の息子はマニラのインターナショナルスクールに入る予定です。
全部英語の学校です。
でも、子供の適応力は半端ないからなんとかなるだろう、と考えていました。

ところが、

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