4コマ漫画「アレンジ散歩③」と「冬の日のAir-Mail」-

 学生時代に、おそらく私が初めてまともに作曲した曲です。ユーミンがまだ荒井由実時代に出したアルバム（「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」「14番目の月」）を当時よく聴いていたので、似たイメージになりました。ちなみに私、作詞が全くできなかったので、この曲はずっとメロディーだけの曲でした。ただし、タイトルと状況設定だけは何となくできていました。こんな感じです。

・・・主人公はある女子大学生。冬のある朝、キャンパスのベンチで一枚の落ち葉が舞い落ちます。彼女にはそれが別れた彼からのエアメールに思えました。二人は別れて一年。彼は異国の地に留学中。それぞれ将来の夢に向かって歩むため、別れたのでした。彼のことを懐かしく愛おしく想う気持ち、しかしそれときっぱりと決別し、自分の道を歩いてゆく決意をしたのでした・・・

一昨年、相水 毬緒さんにこの状況設定をお話ししたところ、「曲先」でぴったりの素敵な歌詞を付けて下さいました。まるで最初からあったような歌詞で魔法みたいです。歌をお願いしたmayukoさんの声も曲に見事に馴染んでいて感激！（そういえばこの頃は毎回mayukoさんにお願いしていたなあ〜）

※2020年1月にYouTube公開しましたが、今回新たにリミックスしました。どうぞお聴きください〜m(__)m

●「冬の日のAir-Mail」
（作詞： 相水 毬緒 / 作曲：昔のAtsushi / 編曲：今のAtsushi / 歌：mayuko）

1
キャンパスの木の下ベンチ　開いた本の上ひとひら
風に千切れて落ちた葉に　ふとキミ想う
青く澄んだ空の向こう　きっと元気でやってるよね
寒い季節が来たんだと　胸がキュンとなるの

あれからもう一年　時が流れても
二人過ごした日々の　記憶は私にとって　まだ近いけど

そっと摘まんでみた木の葉　気持ちがほころび微笑みに
指に今切ないAir-Mail　温かに見つめる

2
もう午後の授業の時間　慌てたスカートがひらめく
夢を目指して頑張るよ　約束だもの
時に雲で見えなくても　空はいつでもそこにあると
キミが教えてくれたから　前を向いて行ける

去年閉じた手帳　今も引き出しに
過去に浸るんじゃなく　一人で淋しい時の　お守りだから

泣いた笑顔のサヨナラを　大事に心のアルバムへ
本に今挟んだAir-Mail　可愛い栞にして

愛しく冬の日のAir-Mail　温かに見つめる

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※癒し系J-POPの作曲・アレンジをしています。作詞してくださる方、募集中！ 完成した曲は動画をつけてYouTubeにて公開させていただきます。ボイスドラマ【Reiwa音の本棚】再開に向けてスタッフも募集中！　by Atsushi

Atsushi_Channnel：https://bit.ly/321M5k0
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