「恋を歌うなら」 - 今年最初の曲は昭和をさらに遡って1940年代のアメリカに!?-

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いしますっ！
前回の「あなた色へと染まる時」では昭和テイストたっぷりの曲にしてみましたが、今回はさらに時代を遡って（笑）、1940年代にアメリカで流行ったと言われる古いヴォードヴィル風のアレンジにしてみました。もちろん自分がまだ生まれていない時代なのですが、こんな感じかなあ〜などと想像しながら作りました。

ピアノを主体としたヴォードヴィル・スタイルとは古いジャス風のダンス音楽だそうです。元々は18世紀のフランスなどヨーロッパで流行した演劇の伴奏音楽でしたが、19世紀末にアメリカに輸入されてからはサイレント映画の伴奏音楽としても使われていたそうです。

で、私がどこでヴォードヴィルという音楽を知ったかというと、ビートルズの曲の中に「ハニー・パイ」という曲がありまして、解説を読んでいたらヴォードヴィルという言葉が出てきたのです。この曲を作ったポール・マッカートニーは、ジャズ・トランペット奏者だった父親の影響で様々な音楽に造詣が深く、多種多様なジャンルの要素を取り入れています。そういえば「ホエン・アイム・シックスティ・フォー」や、ポールがソロになってからの「幸せのアンサー」なども同じヴォードヴィル・タイプの曲ですね。古き良き時代を感じさせてくれます。

ちなみに今回のさむでぃさんの歌詞ですが、Aメロとサビは「詞先」ですが、Bメロは「曲先」で後から付けていただきました。このBメロの絶妙な歌詞のハマり具合！ さむでぃさん、恐るべし！ 

というわけで、古き良き時代をイメージして作った「恋を歌うなら」、どうぞお聴きください。（ある方から質問で、「歌っているのはTBS朝のTHE TIMEのシマエナガちゃんでしょうか？」と聞かれましたが、残念ながら違います(^^)）

●「恋を歌うなら」（作詞：さむでぃ / 作・編曲：Atsushi / 歌：shimaenaga）

木枯らし舞う独りの部屋で
古いモノクロの映画観て
ちょっと‥うたた寝
風花の白に目覚めれば
まだ 切ない夢の続きさ

もしも君が側にいてくれたなら
新着のハリウッド映画観て
コーラとPopcornを散らかして
Climaxには君にkissしちゃうだろう

Ah‥君への恋を歌うなら
こんな静寂に紛れ込みながら
Ah‥君への恋を歌うなら
冬月の夜を始めるのもいいね


もう見えない足跡たどって
君と過ごした時間から
風と‥歩こう
次の約束までの距離
数えるなんて我慢できない

もしも君と今　腕を組めたなら
落ち葉の楽団を連れてゆこう
素顔の街路樹アーチを抜けて
エリダヌスの下でkissしちゃうだろう

Ah‥君への恋を歌うなら
こんな葛藤も愛しく感じる
Ah‥君への恋を歌うなら
冬月が淡く溶けてしまう頃

Ah‥君への恋を歌うなら
世界中の誰よりも君の側で
Ah‥君への愛を誓うから
その寝顔の‥夢の中で歌いたい

（※エリダヌス‥オリオン座にある一等星リゲルのすぐ近くからはじまる冬の星座）

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※癒し系J-POPの作曲・アレンジをしています。作詞してくださる方、ギタリストさん募集中！ 完成した曲は動画をつけてYouTubeにて公開させていただきます。また、ボイスドラマ【Reiwa音の本棚】再開に向けてスタッフも募集中！どうぞご一報ください〜(^^)　by Atsushi

Atsushi_Channnel：https://bit.ly/321M5k0
Twitter：https://twitter.com/art_sound_elle

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