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【親子レター】美咲とパパの12年間の思い出を綴りました♫

バレンタインの前日、2時○○分。
あなたはこの世に生まれてきました。

優しい声の看護師さんが、
「抱っこしてみてください」とパパの腕の中にあなたをそっとおきました。

当然、産まれたての赤ちゃんなんて1度も抱っこしたことのないパパ。
手をプルプル震わせながら落とさないように、落とさないようにと必死で抱いたのを覚えています。

名前は決めていたけれど、全く呼ぶ余裕なんてなかった。

おそらく、

数十秒ほどの抱っこの時間だったと思うけれど、小さな手を触りながら安心感と涙が溢れてきました。

"身も心もそして夢も美しく咲かせてほしい"この想いを込めて『美咲』と名付けました。
(なんと読み間違いのないストレートな名前)

だけれども、美咲は泣き虫で泣き虫でいつも顔がクシャクシャで、(この子は美しく咲くことができるのかなぁ)と、とても心配でした。

それからは、

寝返りをおぼえた美咲の呼吸を心配をしたり、

ハイハイで机のしたにもぐった美咲のあたまを守ったりもしました。
(学校の成績で上位の順位にいるのは、パパのおかげですね)

そういえば、あっという間に机につかまって立てるようになっていたなぁ。
美咲の『倒れないぞー』とふんばる顔とプルプルとふるえている足、今でも忘れません。

そんな美咲をみているうちにパパとしての自覚がでてきたような...。そうでもないような...。

〜〜幼稚園〜〜

大泣き虫のまま入園したけれど、とっても優しい先生とたくさんのお友達にむかえられて毎日遊んでいました。

パパがお迎えにいくと、美咲のお友達がわー!と集まってきて鬼ごっこをいっぱいさせられました。
パパはいつも鬼。ずーーーと鬼。
(逃げ惑うかわいい子ども達をどうやって
"つかまえないように"追いかければいいのか毎晩考えました...。)

帰り道、自転車のうしろに美咲を乗せて
せっせとペダルをこぎながら「美咲いるー?」
「いるよー!」ただの確認作業だけれども、
美咲の「いるよー!」が聞きたくて毎回これ、やってました。

年中さんになり、年長さんになり、この頃からピアノをはじめましたね。未だに続けているピアノ。(ホントに立派なことです)

〜〜小学校〜〜


入学式に向かうとき、美咲はどう思っていましたか?(まぁ、なにも思ってはいなかったでしょう)パパは、落ち着いた幼稚園生活を過ごしていた美咲を見ていたので、正直言って、特別な心配はしていませんでした。

入学式の帰りにはもう新しいともだちをつくってキャッキャと楽しそうに帰っていました。

暖かい日には、自転車に乗る練習一緒にがんばりましたね。(みなさん、YouTubeで乗り方の実演をマネしたほうが早くて、安全ですよー)

しかしなんといっても大変だったのが、
"美咲ちゃん最大の弱点"であった水泳。
(水泳は、YouTubeの実演をマネしてもなかなか泳げません)

夏休みや体育の水泳テストの前は、2人でプールにいって猛特訓しましたね。ビート板をもっていてもお尻が沈み、息つぎをしてはゴホゴホと水を飲み、平泳ぎをすると、ただただ溺れているヤバい子で生きるか死ぬかの戦いでした。

でも、美咲はパパのアドバイスをしっかり聴いて少しずつ少しずつ泳げるようになって、
六年生の最後には目の前で平泳ぎ25メートルを泳ぎきりました。(本番のテストは泳ぎきれなかったようでしたが…笑)

このときパパは美咲ができないわけないし、『やれば必ずできる』ということをとにかく教えたかったです。(やばい、思い出すと涙でてくる)

とにもかくにも、何事にもマジメにコツコツ継続して取り組むことができるのはあなたの"強み"です。

〜〜中学生〜〜

いよいよ、中学校生活の始まりです‼︎

これから将来を決めていく過程で、すご〜く大切な時期ですよね。だから、パパはあれやこれやと美咲に教えています。

『お金のこと』
『勉強のやり方』
『物事の考えかた』

それから、
なんといっても"知識がないとなにごとも判断なんてできない"ということを。

やっぱりパパと同じ失敗は絶対この子にさせたくない!という思いが強いです。(面倒なパパでもうしわけない気持ちはあるし、嫌われてしまうのではないかと毎日ビクビクしてます)

教科も増えて勉強のスピードも上がり、部活動も始まりました。学習塾、ピアノ、バイオリンが毎週のスケジュールに組み込まれてかなりのハードスケジュールです。

家族会議で、毎日の時間割を一緒に作りましたね。少々、ケンカしながら。
今でもこの時間割で行動できています。



ペンを走らせているのは、
2020年、"【美咲】中1の冬"のこと。
あっという間に1年が、終わろうとしています。時間て大切だなぁてつくづく感じます。

美咲が産まれてからの12年間本当にたくさんのことがありました。パパはご存知のとおり、頭がよろしくないので、すぐ忘れてしまいます。

なので、
今回このように記録を残すこととしました。
※次回は12年後を予定💫

(大学卒業を区切りとして、あと12年しか一緒に生活できないかもしれないと思うと、とても寂しい気持ちです)

それでも、美咲が自分の脚で立って『美しく、咲かせる』ことができる日を願って、これからも全力で応援していきます。
(12年後、どんな女性になっているか
楽しみでしかありません)


最後に、

こんなステキな女の子を元気に産んでくれた
妻(ママ)本当にありがとうございます♫

いつも感謝しています。

          2020年12月19日
          ○○淳司(美咲のパパ)





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