"聞いてる" と "聞こえてる"
学生時代、よく親に言われましたよね。
「ねえ、聞いてるの?」
その時に返すお決まりのセリフは、
「聞こえてるよ!」
今回はこんな、よくあるやり取りにもコミュニケーション能力を伸ばすヒントがある事を書いてみます。
改めて考えみましょう。
「聞いてる」と「聞こえてる」
この違いは何なのか。
「聞こえる」というのは「音が耳に届いてる」という状況ですよね。
では「聞いてる」とは?
それはきっと「相手が何を伝えようとしているか理解しようと傾聴してる」という状態だと僕は思います。
さぁ、みなさんは気付きました?
聞こえてる=状況
聞いてる=状態
ということは、、
(その状態は本当に)聞いてる?と言われて、
(状況的には)聞こえてる
と返答するのは変ですよね。
むしろ相手から見て自分が、聞いてる姿勢・状態に見えてないから「聞いてる?」と聞かれたのです。
だとすると自分がやれる返答は1つだけ。
「ねえ、聞いてる?」
「すみません、ちゃんと聞きます」
これです!
よく「聞いてる?」と言われると思った方は、改めて自分の姿勢や状態を振り返るとコミュニケーション能力を伸ばしていけそうですね。
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